収賄の前町議に1年6カ月求刑 市川三郷町の贈収賄事件 山梨県

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山梨2022.01.11 19:36

 市川三郷町の贈収賄事件を巡る裁判で11日、町議会で業者に不利な発言をしない見返りに現金を受け取ったとされる前町議の初公判が開かれ、検察側は懲役1年6か月を求刑した。

 収賄の罪に問われているのは、市川三郷町黒沢の前の町議会議員村松武人被告(80)だ。起訴状などによると、村松被告は贈賄の罪で起訴されている元・設計事務所経営小林一被告が受注した生涯学習センターが設計上の欠陥を指摘されたことを巡り、議会で不利な発言をしない見返りに小林被告から30万円を受け取ったとされる。

 初公判で、村松被告は起訴内容を認め「金を返せば選挙の支援者が減ってしまうと考えた」と話した。検察側は「久保町長を困らせたくないなどの思いから重鎮議員の立場で小林被告にアドバイスや議会での情報を提供していた」と指摘。「厳しく断罪しなければ汚職犯罪は後を絶たない」などとして懲役1年6か月を求刑した。

 一方、弁護側は「深く反省し議員を辞職するなど社会的制裁を受けている」として執行猶予付きの判決を求めた。

 判決は今月31日に言い渡される。

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