山形市初の「道の駅」蔵王地区に

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山形2021.11.25 20:12

山形市の蔵王地区に2年後、市内で初めてとなる道の駅が誕生する。物産展などを開催できる多目的スペースや芋煮を楽しめる広場などが設置され、防災拠点としての役割も果たすという。

リポート「山形市の県観光物産会館ぐっと山形。新しい道の駅はこちらの隣に建設され2年後の開業を予定している」
仮称・道の駅「蔵王」は国と山形市が共同で設置するものだ。東北中央自動車道の山形上山インターチェンジのすぐそばで、蔵王温泉への入り口として観光誘客も期待できることから、市内表蔵王地区への整備が決まった。建物は県観光物産会館「ぐっと山形」の隣に整備され、中心となるのは広さ700平方メートルを超える多目的スペースだ。
新しい道の駅を運営する県観光物産会館 長谷川正芳社長「北海道展や九州展、京都展などを開催できるスペースが(市内に)ほとんどない。主婦の皆さんが物々交換をするフリーマーケットや趣味のものを披露しあうような地域に根差したイベントもやりたい」
土産物店やフードコートなどが入る「ぐっと山形」とは渡り廊下で結ばれる。主にイベントの実施や観光情報の発信は「新しい道の駅」で。飲食や買い物は「ぐっと山形」で、という形で機能を分担する考えだ。
25日、「ぐっと山形」の貸しスペースでは、県内のランの愛好家たちが翌日から始まる展示会の準備を行っていた。こうした市民団体にとっても新しい道の駅に広い多目的スペースが出来るのは喜ばしいことだと言う。
山形蘭友会 中村昂三郎会長「以前は大沼デパートでやっていたが大沼が閉店してイベントの会場が中心部は少なくなっている。駐車場が広くて便利なところに道の駅を作って展示会場も設けてくれるという話なのでそれを期待している」
リポート「道の駅の南側には観光客らが芋煮会を楽しめる広場も設けられるという」
道の駅の南側の屋外広場には、芋煮をするためのかまどや炊事場が整備される計画だ。
県観光物産会館 長谷川正芳社長「隣に産直もあるしいろんな商材がすべてそろう。煮炊きが出来るスペースも併用した人工芝のスペースが600坪ほどあるので気軽に芋煮、バーベキューが出来るような機能を提供したい」
このほか、蔵王の風景をライブで見られる情報発信スペースや、バスのロータリーなども整備される予定だ。
また、山形市が新しい道の駅をつくるに当たって重要視しているのが、防災拠点としての役割だ。
山形市道の駅整備推進係 関長英係長「災害時には地域住民の一時避難場所になる。消防や警察などの関係機関の活動拠点としても活用することを考えている」
多目的スペースは災害時、地域住民の一時避難場所として活用される。また、芋煮用の広場にはペットも避難できるほか、かまどを使って炊き出しを行うことも可能だ。
山形市道の駅整備推進係 関長英係長「蔵王、山形の様々な魅力を発信して交流人口の拡大を図るとともに交通や防災の拠点機能も備えた地域活性化の拠点施設として整備を進めていきたい」
新たな道の駅の整備・運営は、県観光物産会館を中心とした企業体が担い、建設費はおよそ13億8000万円、来年7月から工事が始まり再来年12月のオープンを目指している。

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