天童温泉協同組合が7月4日から職域接種開始へ

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山形2021.06.11 20:58

天童市の11の旅館が加盟する天童温泉協同組合は、旅館の従業員やその家族約1200人を対象に、7月4日から新型コロナワクチンの接種を開始すると発表した。県によると、天童温泉協同組合は、厚労省の「職域接種」の申請手続きが完了した初めてのケースになるという。
天童温泉協同組合は加盟する11の旅館の従業員とその家族など、65歳以上の高齢者も含んだ1200人を対象に接種を行う。接種は7月4日から「天童温泉・ほほえみの宿滝の湯」を会場に地元の開業医が休診日を利用して接種を担当する。こうした「職域接種」は自治体の負担を軽減し、接種を加速させるために大学や企業単位で行うもので全国で広がっている。
県によると天童温泉協同組合は、11日未明に厚生労働省の「職域接種」の申請手続きが完了したということで、県内では手続きが終了した初めてのケースになるという。
天童温泉協同組合の山口敦史理事長は「我々が1200人受けるとその分早く地域の方も1200人接種できる。感染リスクが高い不特定多数の方がおみえになるのでワクチン接種を進めることで地域の感染拡大を予防できる」と話す。
厚労省は職域接種について1会場につき1000人以上の規模で行うことを条件にしている。天童温泉の組合に加盟の旅館の従業員約600人のうち、接種希望者は500人ほどで、組合は従業員の家族も含め、約1200人の接種を想定している。天童温泉では新型コロナの影響でことしに入り、売上が6割から8割ほど減少していて早期のワクチン接種に期待を寄せている。
山口敦史理事長は「土日だけ営業しているところもあるし、滝の湯はきのうまで18日間、休館していた。安全・安心がいま一番のおもてなしだと思う。感染リスクが減ればそれだけ我々もお客様も安心感を持ってご利用いただけると思う」と話す。職域接種では、モデルナ社製のワクチンが使われる予定で、組合は8月25日までに対象者の2回の接種を終える計画。

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