約4か月半ぶり感染者40人以上 高校などでクラスターも 山形

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山形2022.01.12 20:42

山形県は12日、新たに42人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。40人以上の感染は去年8月末以来、約4か月半ぶりで、山形市と寒河江市でクラスターが発生している。

クラスターの1つは、山形市の県立山形中央高校。山形市内の男子高校生5人と長井市の男子高校生1人が同じ運動部に所属していた。6人は、今月上旬に部活動で首都圏に行っていて、濃厚接触者など関係者約50人のPCR検査を検査を行っている。
山形中央高校の生徒を含め、山形市内の12日の新規感染者は23人に上り、市内の感染者として過去最多となった。市保健所は、従来よりも感染力の強いオミクロン株がすでに市内で広がっていると説明し「山形市内でもオミクロン株がかなり入ってきていると思っていい。(オミクロン株は)潜伏期間が短いこと軽症者が少なくとも初期においては多い(体調が)おかしいと感じたらなるべく早く受診をして治療を始めることが必要」と呼び掛けた。
山形市に先立ち、県も記者会見を開いた。もう1つのクラスターは、寒河江市の小学生スポーツチーム内で、12日までにチームメンバーと指導者の計5人の感染が確認された。
山形県健康福祉部・大場秀樹次長は「感染が広がったのはチーム内での練習やその前後と考えられるが、おおもとの感染経路は本人や家族、親族が県外者と接触したことが可能性として考えられる」と話した。
12日までにチーム内の検査はすべて終わり、5人以外は全員陰性が確認されているが、感染者の家族で検査待ちの人がいて結果は13日には分かるという。
12日に感染がわかったのは山形市で23人、寒河江市で8人、上山市で3人、それに、東根市と尾花沢市で2人ずつ、また、酒田市、天童市、長井市、南陽市で1人ずつで計42人。
新規感染者数が40人以上となるのは去年8月28日以来、約4か月半ぶりとなった。県は県内でもかなり高い可能性でオミクロン株に置き換わりが進んでいるとし、医療体制のひっ迫に警戒感を示した。「まとまった数の感染者が出て今後もどうなるか注視しなければならない状況になったので現実的な対応として病床ひっ迫を避けるということを考えていかないとならない」。
県内の新型コロナ患者専用の病床は12日現在、2割ほど埋まっている。このうち、県立中央病院と山形市立病院済生館では4割以上使用している。県は病床のひっ迫を避けるために宿泊施設や在宅での療養を活用するという。
山形県健康福祉部・大場秀樹次長は「症状に応じて必要な患者は入院するが軽度・無症状の患者は宿泊療養施設・自宅療養に誘導という形で臨機応変に対応していく」と話した。
県内の感染者の累計は3705人で入院中が45人、在宅療養中が11人、調整中が42人となっている。

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