山形県独自の注意・警戒レベル3に引き下げ

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山形2021.10.11 20:18

県内の感染者が少なくなっていることを受け、県は9日、会食や県外との往来に関する県民への協力要請を緩和した。
県が開いた新型コロナの対策会議。
吉村知事「感染状況は落ち着きを見せていて県内の第5波は概ね終息したものととらえている」
県内の1日当たりの新規感染者数をみると、9月中旬以降、減少傾向となり、庄内町の縫製会社でクラスターが発生した9月25日を除いて、感染者数が1桁、もしくは確認されない日が続いている。こうした現状を受け、県は9日、県独自の注意・警戒レベルを県内全域でレベル4の特別警戒からレベル3の警戒に引き下げることを決定した。県内全域がレベル3となるのはことし3月21日以来。
レベルの引き下げで生活は何が変わるのか?
県の担当者「今回一番大きく変えるのが会食」
県はこれまで芋煮会などを含む会食について「普段一緒にいる家族や同僚などと少人数・短時間で」と県民に呼び掛けていた。これに対し、9日に発表した新たな協力要請では人数の制限が緩和され、「なるべく普段一緒にいる人と長時間を避ける」「深酒、はしご酒などは控える」などと表現が見直された。また、会食時は会話をする時間と食事をする時間を区切ってほしいと呼び掛けている。
県の担当者「会話タイムと飲食タイムを分けて飲食が始まるタイミングで主催者から極力会話を控えるようお願いし、会話タイムでは常に不織布マスクを着用する」
県外との往来に関する要請も一部緩和された。これまで県は、県外での会食や来県者との会食は控えるよう求めていたが、新たな要請では「来県者や普段一緒にいない人との会食は慎重に判断を」と表現が見直された。一方で、引き続き、県境をまたぐ移動は慎重に判断し、訪問先でも基本的な感染症対策に努めることなどを求めている。
吉村知事「今後は感染の第6波に備えて県民のみなさまへの注意喚起や医療提供体制の充実などの感染対策とコロナ禍で落ち込んだ地域経済の一日も早い回復の両立を目指して取り組みをしっかりと進めていきましょう」
要請緩和の動きに、街の人の反応は。
市民「いまのところまだ忘年会や歓送迎会をやってもいいと会社ではまだ決めてないので、ワクチンを打っても気をつけなきゃいけないので、密にならないとか(感染防止対策を)守りながらだと思うので徐々にだと思う」
市内の飲食店のLittleDinersの五十嵐朗オーナー「(先月と今月を比べて)正直あまり変わらない。まだ(新型コロナの)前の流行が終わったばかりなので。ただ外の人通りは徐々に増えていると思う」
山形駅前に店を構える明治43年創業の老舗・和風肉料理・佐五郎。山形牛のすき焼きやステーキなどを提供する飲食店と精肉店を経営。今回の要請緩和に期待を寄せている。
佐五郎の佐藤浩之社長「なかなか(外食に)出にくい環境が続いてきたと思うが、今回、飲食の人数制限が緩和され大変期待している」
緊急事態宣言の解除で首都圏からの往来が10月に入り活発化し、地元企業との会食などで利用されるケースも増えているという。一方で不安も。
佐藤浩之社長「今後寒くなり、もしかするとコロナ患者が増えるかもしれないということもあり、対策を徹底して楽しく飲食できるようにしていきたい」
10月16日には第2弾となる県発行のプレミアム付きクーポン券が販売される。感染者の抑制と経済活性化の両立を図るべく模索は続く。

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