山形県知事 4期目の退職金どう判断するか

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山形2021.02.23 20:33

吉村知事はこれまで選挙直後の県議会で、退職金の条例改正するなどして「返上」していたが、いま、開会中の議会に改正案の提案はない。4期目の退職金をどうするのか取材した。

4期目の吉村知事が迎えた最初の県議会2月定例会。新年度の一般会計予算など95議案が上程された。

当時の知事は「行政の無駄を徹底的に省いていかなければならない。知事になると1期4年ごとに受け取る知事退職金がある。私はそんなものは受け取れない。知事退職金は廃止する」と発言。

吉村知事が現職を破った2009年の知事選。知事の退職金を「無駄」と指摘し、「廃止」を目玉の公約に初当選した。就任直後の2月定例会に「退職金」を支給しない条例の改正案を提案し可決され た。
2期目は一旦、歳出の削減や歳入確保に成果が上がっているなどとして「退職金」を受け取る意向を示した。しかし、1期目で明言した「廃止」との食い違いや選挙前に説明がなかったことが指摘され、方針転換。条例改正し約3200万円を辞退した。

吉村知事「県民の皆さんの声を真摯に重く受け止めなければならないと考え、2期目の退職手当については受け取らないこととした」。

3期目は「流れを変える必要はないと思う」と述べ、3選直後の2月定例会で条例の改正案を提案。約3200万円を受け取らず、3期連続で退職金を返上していた。知事の退職金は1期4年ごとに支給され、受け取らない場合は1期ごとに条例改正が必要になる。

一方、知事選直後となる今開会中の県議会2月定例会に退職金に関する条例の改正案の提案はない。吉村知事は、選挙期間中も4期目の退職金についてどうするのか明言していない。

これまで3期連続で退職金を受け取らなかった吉村知事。返上を進めればいいというものではないものの、知事の志や政治信条に関わるだけに、4期目はどう判断するのか説明が待たれる。

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