元県議の政活費不正受給 共産党県議団が県警に告発

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山形2022.01.13 20:05

野川政文元県議が政務活動費を不正受給した問題で13日、詐欺罪で刑事告発する動き。共産党県議団の県議2人が告発状を県警に提出し、行政の不正を監視する市民団体は14日に山形地方検察庁に告発することを決めた。
野川元県議が2020年度までの13年間、政務活動費を不正に受け取っていたことが去年、発覚したことを「詐欺罪に該当し断じて許すことができない」とした告発状。13日午後、この告発状を手に共産党県議団の渡辺ゆり子県議と関徹県議が山形警察署を訪れた。
日本共産党県議団の渡辺ゆり子団長「元県議会の議長をしていた人がこういったことをしたということは不正受給した金額を返すとか会見で話していたようだが、それでは多くの県民が納得できないと思うので告発した」
2人は野川元県議が総額1248万円を不正に受け取っていたことが極めて悪質で県議会の活動を揺るがし、捜査の上、厳重な処罰を求めるとし、県警本部長宛ての告発状を山形警察署の刑事2課に提出した。
関徹県議「事実関係を調べながら告発状についても正確なものになるように約1週間のうちに連絡をくれるということだった」
今回の告発について野川元県議の代理人はYBCの取材に対し、「回答しかねる」としている。
一方で、行政に不正がないか監視する市民オンブズマン県会議は定例の会議を開き、詐欺罪で刑事告発することを決めた。
市民オンブズマン県会議の外塚功共同代表「告発する団体としてはオンブズマンそのものとして。刑事告発を山形地方検察庁に明日午後2時に申し立てる」
オンブズマンはこれまでも吉村知事と県議会の坂本議長に刑事告発するよう求めていた。これに対し、県は12月に告発しないと発表し吉村知事は1月12日、その理由について調査権をもつ県議会の坂本議長が告発しないと判断したことなどをあげた。
吉村知事「議員辞職しているので社会的制裁を受けているとみなすことができる。活動費の一部は返還されているし、過去にさかのぼって全額返還する意思も示しているので総合的に判断して県として告訴などの対応はとらない」
これに対し、オンブズマンの外塚共同代表「全然へ理屈で問題にならないし、もし返して議員辞職すればなにやってもいいということは絶対に県民は許さないということを示したい」
また、坂本議長が法制度上、県議会として告発することができないとしたことについては他の県では告発した事例もあるという。
市民オンブズマン県会議の長岡昇さん「オンブズマンは法人格もないし小さな団体。それすら法制度上告発することができる。議長の発言が明らかな誤りでそれを何回もメディアに対し繰り返した。それを告発する意味も含めてオンブズマンとして告発する」
オンブズマンは14日午後、山形地検を訪れ告発状を提出する予定。

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