感染急拡大 飲食店で客足急激に落ち込み

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山形2022.01.14 20:36

感染の急拡大とともに、飲食店の客足が急激に落ち込んでいる。店主たちは不安を募らせ、廃業する店も後を絶たない。

JR山形駅前の繁華街すずらん街にあるバー「LittleDiners」。感染が落ち着いていた年末年始、客足はコロナ前の水準まで戻りつつあった。しかし、正月三が日が明け、感染の急拡大とともに、客足はコロナ前の5割程度にまで落ち込んでいる。
LittleDinersの五十嵐朗オーナーは「出ていくお金は変わらないので、なかなか厳しい」と嘆いた。売り上げが大幅に減少する中でどう生き残っていくか。メニューの数を50品から30品に減らし、仕入れコストを下げるなど経営努力を続けている。しかし、新型コロナの感染状況に振り回され、再びの感染拡大に不安が募る。
五十嵐オーナーは「困ってるね。先が見えないのが長すぎて。店の運営や仕入れをより細かく考えていかなければならない時期が来ている」と話した。
こちらは山形駅前の居酒屋「酒菜一」。3連休中日の今月9日以降予約のキャンセルが相次ぎ、稼ぎ時の週末に予約がない日も出始めている。
酒菜一の酒井貞昭社長は「来週も細かい予約はすべて消えている。去年の一番厳しい状態になり始めた」と話した。
こうした中、県は14日、新たな支援策を発表した。去年10月以降の売り上げが前年などと比較して3割以上減った、夜間営業の飲食店などを対象に最大30万円を支給するというもの。
しかし、長引くコロナ禍に飲食店の廃業は後を絶たず、12月も山形駅前で長年親しまれた2つの有名店が店を閉めた。酒井社長は「長年続けていた店が疲れたと(店を)やめている。この業界、この街にとっても大きな変化が生まれつつある。このまま営業を続けるべきか」と厳しい現状を訴える。出口が見えないコロナとの闘いに店主たちは頭を悩ませている。

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