クマの食害相次ぐ 海岸近くにも出没 注意を 山形

この記事をシェア

  • LINE
山形2021.06.10 21:03

クマによるものとみられる食害が相次いでいる。山形県東根市で10日、収穫間近のサクランボが食い荒らされる被害が発生した。8日には酒田市の海岸近くの畑で2件の食害があり、専門家は「どこにクマが現れても不思議ではない」と注意を呼び掛けている。

クマによるものとみられる食害があったのは東根市関山のサクランボ園地。

生産者の男性が朝、木の枝が折られ、実がとられているのを見つけ、園地にはクマとみられる足跡が残されていた。
男性によるとこの園地では収穫間近の紅秀峰や佐藤錦などが被害にあい、近くの複数の園地でも食害があったという。
一方、8日には、酒田市の海岸に近くの住宅が点在する地区でクマが養蜂箱を壊し、蜂蜜を食い荒らしたとみられる被害が2件確認されした。

環境学が専門でクマの生態に詳しい東北芸術工科大学の田口洋美教授はクマと人との距離が近くなり、どこに出没しても不思議ではないと指摘する。
【東北芸術工科大学・田口洋美教授】「新幹線にぶつかることも高速道路ではねられることも当たり前だからもう我々はクマに包囲されている。彼らは我々の隙を見てどんどん自分たちの生活の場を広げてくる」

ことしの夏は気温が平年並みか平年よりもやや高い予想となっていて特に川の近くは警戒してほしいという。

【東北芸術工科大学・田口洋美教授】「いまのクマは夜行性でなく昼間でも堂々と出てくるので特に陽が照って暑い時に川に入る体を冷やすために。川の周辺は気を付けないといけない今年は特に」

万が一、クマと出くわした場合にはゆっくりと刺激を与えないように立ち去ることを呼び掛けている。

見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら

最新ニュース