山形県・伝統の味「鯉の甘煮」が給食に

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山形2022.01.11 22:58

置賜地方の伝統の味を楽しんでもらおうと、川西町の中学校で11日、「鯉の甘煮」が給食で提供された。

「鯉の甘煮」は江戸時代、米沢藩主の上杉鷹山が冬に不足するタンパク質を摂るためにコイの養殖を勧め、置賜の正月料理として定着したとされている。
11日は、コイを輪切りにして砂糖や醤油などで煮た伝統の味を生徒らに楽しんでもらおうと川西中学校で、「甘煮」が給食に提供された。生徒らは「(鯉の)身が柔らかくとてもおいしかった」「骨が少し多く食べるのは難しかったが、個人的にはご飯と一緒に食べておいしかった」などと話した。
長井市の高橋鯉屋では、若い世代に知ってもらおうと、6年前から「鯉の甘煮」を給食に提供している。高橋剛社長は「(小学生の会社見学で)鯉を食べたことあるかと聞いたら、半数以上が食べたことないと言った。これでは文化が無くなってしまうと感じ6年前から始めた」と話した。高橋鯉屋では今年度、約15トンの水揚げを見込んでいるが、新型コロナによる帰省客の減少で、売り上げはコロナ前と比べ2割ほど減っているという。「鯉の甘煮」は今後、置賜地域の10の小中学校の給食で提供される。

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