“自宅療養の現実” 「子どもたちにうつしたくない」「眠れないほどの背中と腰の痛み」 経験者が語る新型コロナウイルス

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新潟2021.09.14 20:01

新型コロナウイルスの怖さとは?自宅療養の現実とは?新潟市に住む女性が、新型コロナウイルスに感染してわかったことについて取材にこたえてくれました。

【取材に応じた女性】
「横になっていても息苦しいなとか頭痛があって、関節痛もあった。頭痛が一番ひどかったので、ちょっと動くと本当に頭が痛くて。」

新型コロナウイルスへの感染を確認したのは8月のことでした。感染経路はわかっていません。県外には行かず感染対策は徹底していたはずでした。

【取材に応じた女性は】
「子供がいると、ご飯だったりとか『遊んでほしい』とかいう年齢なので、遊んであげられない辛さもありましたし、どこにも連れていってあげられない辛さもありましたね。」

この女性は夫と子ども2人の4人暮らし。最初に女性が発症しました。家族はPCR検査を受け、夫の陽性が判明。子どもたちは陰性でした。

発熱や頭痛などはありましたが「軽症」と判断され、自宅療養をすることになりました。

【取材に応じた女性】
「親二人が共倒れだったので、まだ3歳と5歳ということで親がやってあげないといけない事とか結構あるので。そこで接触を絶対しなければいけない時があるので、子どもたちは陰性だったのに、うつしてしまうんじゃないかという不安は凄くありました。」

デルタ株に置き換わり、感染が急拡大したこの夏の新潟県内。

県によると、この女性のように自宅で療養した人は7月15日現在13人でしたが、ピーク時の8月29日には923人にのぼりました。

9月13日現在も234人が自宅療養をしています。

女性は陰性が判明した子どもたちと生活することになりました。

【取材に応じた女性】
「子どもたちだけ陰性だったので『旦那の両親のところに預けて、陽性の私たち二人で家で過ごせれば一番いいね』と考えていたんですけど。旦那の両親も『もしかしたら子どもたちが後から陽性になってしまって…』というリスクを考えると無理でして。」

子どもたちに感染を広げないため、この女性は換気やアルコール消毒など基本的な感染対策を徹底。家の中でもマスクを2重にして着用しました。子どもと接する際や家事を行う際は手袋をつけていたということです。

家族全員が外出できない期間は10日間に及びました。困ったのは買い物です。

【取材に応じた女性】
「旦那の両親がスーパーで買ってきたくれたものを玄関先に置いてくれて、置いたら連絡をくれるという形で」

感染の拡大を受けてTeNYは感染した人の体験談や不安に感じたことなどを募集しました。寄せられた投稿から自宅療養の現実が浮き彫りになりました。

以下は子ども3人が感染し自らも陽性が判明した新潟市の女性の投稿です。

『眠れないほどの背中と腰の痛み、10日間の発熱、食欲不振、倦怠感に悩まされました。』

『家族の食事を準備する事が苦痛でたまりませんでした。』

そしてこんな疑問も・・・。

『酸素濃度が基準内であれば、体感として息苦しさがあっても診察を受けることができないのには疑問を感じました。』

自宅療養をしている人たちの症状はどのように把握しているのか、新潟県福祉保健部の松本晴樹部長は次のように話します。

【県福祉保健部 松本晴樹部長】
「1日目は必ず看護師が患者さんにお電話等をさせて頂いています。大変な時は1日1000人くらいの方が自宅で療養されていたので、まずはアプリを使ってスマホなどから症状を入れて頂いて、毎日症状を見させていただく。」

「途中で具合が悪くなってきたら看護師が電話をするように切り替えたりですとかしながら、必要があれば医師からオンライン診療するとか。」

他の人からはワクチンについての投稿も…。

『医者には感染してもワクチンを打った方がいいと言われた。』

松本部長は、感染した後でもワクチンを接種してほしいと呼びかけます。

【県福祉保健部 松本晴樹部長】
「今までのアルファ株と従来の武漢の時の株などに感染した方についてはもう1度デルタ株にかかる可能性がありますし、自分の免疫を高めておくというのは非常に重要です。ワクチンよりは(新型コロナに)かかった方がつらいんだよってことを、ぜひ皆さんに知っていただきたいですね。」

取材に応じてくれた新潟市の女性は、感染してわかった新型コロナウイルスの怖さを次のように話します。

【取材に応じた女性】
「(身近な)誰かがコロナになってしまってそれでうつってしまったって言うなら結果が分かるんで、『誰から』って多少は安心できたと思うんですけど、どこからもらってきたか分からないっていうのは本当に怖かったです。」

多くの人が療養生活を強いられた“第5波”。新たな波を最小限に抑えるためにも、県は「少しでも症状があれば受診してほしい」と呼びかけています。

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