新潟空港の“飛行機が見えるレストラン”歴史に幕 新型コロナの影響で旅行者が激減

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新潟2021.04.30 13:57

 新型コロナウイルスの影響で旅行者が激減する中、新潟空港で20年以上愛されてきたレストランが4月30日に閉店します。閉店を知り、訪れる人たち…4月28日の様子を取材しました。

 大きな窓から望む滑走路。ここは新潟空港の中にあるレストラン、「シルバースカイ」です。飛行機を眺めながら食事ができるレストランとして、旅行者や家族連れに愛されてきました。
 【訪れた人】
「久しぶりに来たので孫と一緒に(飛行機を)見たいと思って。何回も来ています。私も旅行が好きだったものだから」
「新潟に住んでるんですけど、あした燕に引っ越しちゃうので近いうちに最後に来ようと思って」
 シルバースカイでは、レストランのほか、機内食も手掛けていて、多い時には売り上げの約半分を占めていました。
 しかし、ここ数年は国際線の減便により需要は減少。そこに追い打ちをかけた新型コロナウイルス。
 新潟空港によりますと、空港の利用者は昨年度、約4割ほどに減少し、国際便も飛ばなくなりました。回復の見通しが立たないため、シルバースカイは4月30日、22年の歴史に幕を下ろすことを決めました。
 店長の草間さんには忘れらない出来事があります。
 17年前の中越地震です。当時、高速道路をはじめ、新幹線の脱線など大きな被害を受た陸路に代わり、飛行機が多くの人の“足”となりました。
 航空各社は臨時便を運航するほどで、レストランも多くの人が利用し、災害時のインフラを支えたといいます。
 草間勝則店長「被害があった場所を少しでも補える足となる拠点だったのではないでしょうか」
 最後まで乗員に弁当を届けるなど、食で空港を支えてきたシルバースカイ。4月30日、最後の営業を迎えます。

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