東京パラ開会式で国歌独唱したシンガーソングライター 佐藤ひらりさんに聞く 「夢は日本のスティービー・ワンダー」

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新潟2021.09.14 15:26

東京パラオリンピックの開会式で国歌を独唱した新潟県三条市出身のシンガーソングライター・佐藤ひらりさんが13日、新潟市を訪れました。
パラ開会式の話や今後の夢など20歳の素顔を取材しました。

デニムの着物をまとい登場した佐藤ひらりさん。20歳のシンガーソングライターで、東京の音楽大学に通っています。13日は県庁を訪れ、花角知事にパラリンピックの報告を行いました。

ことし8月の東京パラリンピック開会式では国歌を独唱。堂々と大役を務めました。

開会式の翌日には、大舞台に立った心境について次のように語っていました。

「はっきりと言葉を大切に歌おうと心がけて歌いました。私が何のために歌をがんばってきたのか、わからなくなるような大変な時期もあったんですが、いま夢がかなってよかったなと。とてもうれしくて」

生まれつき目が見えないひらりさん。小さいころから音の出るものに興味を示すようになり、次第に身の回りの出来事を歌にするようになります。小学生の時には、マイケル・ジャクソンなどを輩出したアメリカの「アポロシアター」で歌を披露。中学生で念願のCDデビューを果たしました。

そんな、ひらりさん。ずっと持ち続けていた夢がありました。
「東京オリンピック パラリンピックで国歌を歌いたい・・・」
4年前、障害者支援団体と一緒に都庁を訪れた際には、小池都知事とこんなやり取りをしていました。

<佐藤ひらりさん>「新潟から来ました、佐藤ひらりといいます。夢は東京五輪で国歌斉唱することです」

<小池都知事>「すごい。ちょっと一曲歌って・・・」

小池知事にうながされ、歌を披露すると・・・小池知事は「素晴らしい」と絶賛。その歌声にとても驚いていました。

そしてことし、ひらりさんは夢を実現しました。

パラリンピックを終えた今、どんな生活をしているのでしょうか?

Q)現在は東京で大学に通っていらっしゃるということですが、東京での生活、大学での学びはいかがですか?

「いま武蔵野音楽大学で作曲を学んでいて、クラシックの基礎やジャンルを超えて作曲できるようにパソコンを使っての作曲も学んでいます」

Q)今回、パラ開会式で国歌独唱の夢を実現させましたが、これからの夢は?

「まず目標は、子どもから大人までみんなが私の歌を口ずさんでくれるようなそんなシンガーソングライターになること。そして今までは全盲のシンガーソングライターとフィーチャーして頂くことも多かったのですが、『この歌いい曲だな、これ作った人、目が見えなかったの?』って言ってもらえるような、そんな日本のスティービー・ワンダーになりたいです」

Q)作ってみたい曲は?

「新潟県をアピールするような、新潟県の5時の音楽で使われるような身近な曲を作りたいです」

夕方、新潟の街に流れるような曲を作ってみたいと話しました。


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