原油価格の高騰で新潟県内への影響は 暖房器具の売れ行きに変化

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新潟2021.11.24 19:31

世界的な原油価格の高騰を受け、日本政府は初めて石油の国家備蓄の一部を放出することを決めました。家計を直撃するこの問題。新潟県内では暖房器具の売れ行きにある変化が起きているということです。

新潟の厳しい寒さをしのぐために欠かせない灯油。新潟市東区のコメリパワー河渡店では、例年90円台半ばで推移する灯油の価格が11月24日時点で104円と、例年に比べ10円ほど値上がりしていました。

〈灯油を購入した人は〉
「そんなに切羽詰まってはいないけど支出が多くなる。灯油を節約して風邪を引くよりはいいから」

こうした中…

〈岸田首相〉
「国家備蓄石油の一部を売却することと決定いたしました」

正式に決まった石油備蓄の放出。価格の高騰を抑えるのが目的で、国が備蓄する分を放出するのは今回が初めてです。

家計を直撃するこの問題。コメリパワー河渡店では、次のような問い合わせが増えているということです。

〈コメリパワー河渡店/渡辺裕介グループリーダー〉
「灯油代と電気代の比較をされるお客様が多く、問い合わせもあります」

さらに、商品の売れ行きにも変化が…

〈コメリパワー河渡店/渡辺裕介グループリーダー〉
「こちらの“蓄熱式エコゆたんぽ”がおすすめ。新登場です」

灯油を使わず、電気で足元や手元を温めるこうした商品の売り上げが伸びているということです。

モバイルバッテリーを電源としたヒーター付きのベストもあります。

<リポート>
「電源を入れてすぐですが、お腹と腰がじんわりと温まってきました」

前年の同じ月と比べて、灯油を燃料にしたストーブの売上げは1割ほど減っていますが、一方で、こうした電気を使った暖房器具の売り上げは1割ほど増えているということです。

〈コメリパワー河渡店/渡辺裕介グループリーダー〉
「状況が収まれば、石油ストーブや石油ファンヒーターなども売上げ・販売数量も増えますので、期待しています」

国家備蓄の放出で原油の価格高騰は収まるのか。本格的な冬に向けて気を揉む日々が続きそうです。

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