冬に輝くあの魚 ピンチの北海道漁業の救世主になれタラいいな

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北海道2021.11.24 19:08

鮮魚店でも例年に比べ3割ほど安く売られていて、家計を助ける存在となりそうです。

赤潮で深刻な被害を受けている北海道の漁業ですが鍋などに欠かせないこれからが旬のある魚が豊漁となっています。

つやつやと輝く握りに、白子がたっぷり入った三平汁。

これからおいしい時期を迎える冬の味覚、マダラです。

(客)「濃厚な白子のとろみが最高です」

旬が近づくと同時に、例年値段も上がっていきますがことしはある変化が。

(いさみ寿し 荒木穣さん)「価格はいつもの半分以下なので家庭にも優しく、たくさん食べられる値段だと思う」

えりも港で次々と運び出されるマダラ。

ことしは例年に比べ大幅に漁獲量が増えているのです。

(成徳丸 堤是隆さん)「例年に比べて2から3倍くらいはあると思います。うれしい悲鳴です」

北海道では赤潮の影響でウニやサケなどが大量に死に、170億円規模の漁業被害が報告されていますが、なぜマダラが豊漁となっているのでしょうか?

専門家によりますとここ数年、近海のマダラの個体数が増えていてよく獲れる傾向が続いています。

マダラは赤潮の影響を受ける深さよりもさらに深いところに生息しているため、赤潮の影響をほとんど受けていないということです。

豊漁の恩恵は早くも食卓に。

(根本記者)「こちらの鮮魚店では魚介類がずらりと並んでいますが、ひときわ目立っているのがこちら、マダラです」

(鮮魚店の店員)「鍋も良いよ焼いても良いよフライも良いよ!」

店では例年に比べ3割ほど安い値段で販売できるとあって、マダラを猛プッシュ!

(マダラを購入した客)「めちゃくちゃ安いと思います。主婦は大助かりです」

「お財布に優しいとうれしいです」

(吉本水産 吉本龍真会長)「10月くらいから安くなりまして、鍋商材に最適なタラですから、非常にお客さんに好まれています。

家庭にも優しく財布にも優しいので、安くておいしいものを食べてください」

漁業、そして家計を助ける存在となりうるマダラ。

取材した鮮魚店によりますと、この安さは年明けくらいまで続く見込みだということです。

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