一輪車のあとはバドミントン 児童館のコロナ対策 その秘密
コロナ禍で迎えた冬休み。家に閉じこもりがちな子どもたちの居場所を守ろうと、児童館では感染対策に奮闘しています。
北海道・石狩市の児童館です。子どもたちが元気に一輪車で遊んでいました。
その10分後、始まったのはバドミントン。この児童館では、感染対策のため体育館での遊びはひとりでできるものや距離のとれる遊びに限定。5分から10分ごとに違う遊びに入れ替えています。
ことしからはおもちゃの消毒や換気をするため、昼休みに一時閉館。職員が館内を消毒してまわります。
お父さんに連れられて、子どもたちがやってきました。玄関では、まず手を消毒し、体温を測ります。
(親)「スタッフの方々も十分に対策をとっていただいているし、子どもたちも安心してこられるのかなって」
この日はやわらかい石けんづくりに挑戦です。
子ども同士の距離がとれるよう人数は今までの半分に制限し、向かい合って座らないようにしています。
出来上がった石けんで、子どもたちは早速手洗いをしていました。
(参加した子ども)「楽しかった」
(参加した子ども)「思ったよりもぷにぷにしていて楽しかったです」
別の場所では、職員とボードゲームで遊んでいました。
遊んだ後のおもちゃは、職員だけでなく子どもたち自身で消毒をします。
(特定非営利活動法人 こども・コムステーション・いしかり 伊藤美由紀理事長)「自分も(消毒を)することで、安全に遊んでもらえるということで、そういう意識をつけております。子どもたちだけで(家で)過ごしていると思うと、ここを利用してほしいなという気持ちはある」
コロナ禍の冬休み。子どもたちの居場所を守ろうと、児童館では感染対策に知恵を絞っています。
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