時速500キロを体感! リニア改良型車両に試乗 東京ー大阪間を1時間で結ぶ

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静岡2021.10.11 19:42

開発が進むリニア中央新幹線の改良型車両の走行実験の様子が報道陣に公開された。わずか2分で時速500キロに!その気になる車両とは?

(記者)
「10分に1回程の頻度で通過していきます。すごく速いです」

JR東海は10月8日、山梨県で行われているリニア中央新幹線の走行試験や、工事の進捗状況について説明会を開いた。その中で公開されたのは…。

(記者)
「新しい車両ですが、先頭の形がとても平べったく、細長く、なめらかな曲線をしています。」

去年8月に走行を開始したL0系改良型試験車。JR東海によると、改良型は先頭車両の空気抵抗をおよそ13%軽減し、消費電力や騒音を減らすことに成功したという。

また、これまではガスタービン発電装置を搭載し電力をまかなっていたが、改良型は地上からの電力だけで走行できるようになったため、より環境に負荷がかからなくなったという。

気になる改良型試験車の車内は、座席はソファのようなゆったりとした座り心地で、すべての座席にUSBコンセントが装備されている。また、天井パネルにはガラス素材が使われ、車内に響く騒音が低減されているという。

リニア中央新幹線は時速150キロを超えると強力な磁石の力で10センチほど浮上して走行する。そして出発からおよそ2分…。

(記者)
「今、時速500キロに達しました。トンネルなので外は見えないが、体全体でそのすさまじいスピードを感じています」

最高時速500キロのスピードで、東京・大阪間を片道1時間ほどで行き来できるようになると期待されている。JR東海は走行試験を重ね、さらに環境にやさしい車両になるよう改良を重ねる方針。

一方でリニア新幹線をめぐっては大井川の水への影響などを懸念して静岡県が県内区間のトンネル工事の着工を認めていない。国の有識者会議は次回の会合で水への影響について中間報告を取りまとめる方針だが、県が求める水の“全量戻し”に関するJR東海の対応への評価はなく、問題解決には長い時間がかかりそうだ。

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