静岡県知事選挙 川勝候補は“環境問題”前面に 岩井候補には国会議員の応援続々

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静岡2021.06.08 19:22

県知事選挙は告示から6日目を迎えた。両候補が県内を駆け回るにつれ、それぞれの陣営の戦い方の“違い”が見えてきた。

4期目の当選を目指す川勝平太候補(72)は8日、午前中の公務を終えると向かった先は函南町。メガソーラー発電所が計画されている地域を視察し、反対住民たちと意見交換をした。

(川勝候補)
「基本的にメガソーラーは反対です。メガソーラーに対する反対運動が伊豆半島では最初に伊東で起こった。大きな雨が降ると土が流れる。土が流れると川が汚れる。函南の人たちがその犠牲になることがあってはならない」

リニア新幹線の工事による大井川の水問題で、継続して議論する重要性を訴えてきた川勝候補。

各地域が抱えている「環境問題」を前面に押し出し広く支持を訴えている。

(川勝候補)
「この深良用水のおかげで命をつないできた。これが止まると田んぼができない。水は極めて大切であるということを裾野市の人は最もよく知っているのではないでしょうか。私は子々孫々、誰もが水で困らないように一生懸命やっております」


一方、自民党が推薦する岩井茂樹候補(53)。

7日夜、富士宮市内で開いた決起大会には自民党の石破茂元幹事長の姿が。岩井候補のもとには連日、東京から国会議員が相次いで応援に駆け付け、集まった多くの人たちに支援を呼び掛ける組織戦を繰り広げている。

(自民党 石破元幹事長)
「この静岡の人口減少に歯止めをかけたい。もっと所得を上げたい。地方が変える。権力者ではない一人一人の庶民が変える。その先頭に岩井茂樹を立たせていただくことができるように、友人の一人として石破茂、心からお願いしてあいさつを終えたい」

石破元幹事長の後押しを受け、岩井候補は市町や企業と連携して産業振興を進めていくと訴えた。

(岩井候補)
「稼ぐ力、これを取り戻さなければいけない。若い人たちが就職しようと思ったときに、あらゆるやりたい仕事があるような静岡県、富士宮をつくっていきたいと思います」

岩井候補は今後も各地で細かく街頭演説を重ねる中で国会議員の応援を調整していて、自民党支持層や支援団体の結束を固めている。


リニアの水問題に始まり「住民の生活環境を守り続ける」と訴える川勝候補と、自民党の組織力を生かし「連携して新しい時代を作ろう」と呼び掛ける岩井候補、県知事選挙は6月20日に投票日を迎える。

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