ワクチン打ち手確保へ 富士市で歯科医師が“筋肉注射”研修

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静岡2021.06.10 19:24

ワクチンの接種は加速するのか?歯科医師のためのワクチン接種の実技研修会が6月10日から始まった。県内では「打ち手」の確保が急ピッチで進められている。

なれない手つきで注射の位置を教わっていたのは歯科医師たち。

10日富士市で歯科医師に向けたワクチン接種の実技研修会が開かれた。

歯科医師による接種は、医師や看護師らの確保が難しい場合に特例で認められていて、県は大規模接種会場などでの協力を県歯科医師会に要請していた。

10日は富士市と富士宮市の歯科医師およそ40人が参加し講義や実技が行われた。

普段はしない筋肉注射に向け実技では腕に取りつけたパッドに注射を打ち接種する位置や針を刺す深さなど確認した。

(研修を受けた歯科医師)
「普段は口腔内の小さいところを打っているので的が大きいので迷いが出てしまう場合がある」

県歯科医師会では来週にも沼津市や小笠・掛川地区などで研修を行う予定だ。

一方で医療従事者の確保に向けた研修も進んでいる。

今月5日、静岡市では看護師に向けたワクチン接種の研修会が開催された。

現役から一度離れたいわゆる「潜在看護師」などが研修会を通じて接種に備えている。

国の求める高齢者の7月末までの完了を目指し県内では準備が着々と進んでいる。

こうした中、県は集団接種などに協力する医療従事者の募集に対し1201人の応募があったと発表した。

応募したのは医師113人、歯科医師31人薬剤師194人看護師863人だ。

また、県歯科医師会からは協力する意向のある467人の名簿提出があった。

応募した医療従事者はリスト化し、市町と共有される。

今後、県や市町が集団接種での業務を個別に依頼することになる県の担当者もワクチン接種の加速に期待をかけている。

(県の担当者)
「今回の公募で県の集団接種会場だけではなく各市町の集団接種会場での体制の状況も実現できる。公募によって接種の体制が強化されてスピードが加速されるといいなと思っている」

県は今後、64歳以下のワクチン接種についても今回の名簿を活用し医療従事者を確保していくという。

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