GW静岡県内の観光地 苦悩続く

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静岡2021.05.03 19:46

GWも中盤。静岡県内の観光地では感染対策に注意を払いながら様々な工夫を凝らして集客に取り組む一方、複雑な思いも・・。

日吉・・記者・・「1日から5連休を迎えた熱海駅前です。大きな荷物を持った観光客で混雑し始めています」

スーツケースを持った観光客の姿。

首都圏からの観光客が約8割を占める熱海では、5連休初日からお客さんで賑わっていた。

観光客・・「東京から来た。GWくらいは羽を伸ばしたくて熱海へ来てた」

連休直前の4月25日に東京では緊急事態宣言が出されたこともあり、客足を心配していた宿泊施設からは安堵の声が聞かれた。

聚楽ホテル 森田社長・・「1週間前からキャンセル出始めたが、なんとか1日から4日まではほぼ満室になった。ひと安心」

一方、伊東市の道の駅。約300台を収容する駐車場は首都圏ナンバーの車を中心に満車状態。

にぎわいを喜ぶ一方で、緊急事態宣言下の地域からの客が増えることに、複雑な心境を抱えていた。

伊東マリンタウン 富岡さん・・「商売をやっているので、来てもらいたい気持ちもあるし、あまり混みすぎると怖いという気持ちもあるので、感染拡大の防止は今まで以上に気を付けながら対応している」

一方、沼津港の駐車場は満車で一見、賑わっているように見えるが・・。

例年に比べ客足は4割減少しているという。その理由は「観光バス」の激減。

例年は主に首都圏から1日数十台のバスが来ると言うが、今年のGW期間中の観光バスはゼロ・・。ツアー客の激減が大きな打撃となっていた。

こうした客足の減少が施設の経営に深刻な影響を与えているところも・・。

下田市にある下田海中水族館では、コロナ禍で来館者が37%減少し、館内でレストランを運営していた東京の業者が撤退。あとを引き継いだ地元企業は業績悪化を食い止めようと新たな試みを始めた。それが・・。

水族館で人気の動物たちを型どったパンの販売。このパンの売り上げの一部が水族館の生物のエサ代に充てられる。

クックランド遠藤会長・・「食の方面から生き物を応援したい。キャラクター料といいますか、パンとして出演してもらって、その出演料を少し納めさせていただくイメージです」

コロナ禍でのGWで苦悩する県内の観光地。様々な工夫をこらし、必死に前を向いている。

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