静岡駅名物の駅弁「元祖鯛めし」 アフターコロナ見据え“冷凍弁当”を全国へ!

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静岡2021.10.13 19:48

コロナ禍での苦境が続く中、静岡駅でおなじみの駅弁が新たな販売ルートの開拓に挑戦している。

多くの通勤客や買い物客が行きかう静岡駅。

南口を入ってすぐ左手に見えるのが創業130年以上の駅弁の老舗「東海軒」だ。

店頭に並ぶのは約15種類の駅弁。

この日も多くのファンが訪れお気に入りの1食を選んでいった。

東海軒のファンだというこちらの女性は…

(ファンの女性)
「味がいつも変わらなく、新しいものが入ってくるので私は好きだね。」

しかし、この駅弁も新型コロナの波にのまれた。

東海軒によると新型コロナの感染が拡大した去年の春以降、人流が減少した影響もあり駅弁需要が低下。コロナ前に比べ売り上げは50%ほど減少したという。

こうした中でもアフターコロナを見据えある試みが始まっていた。

(東海軒商品開発室 担当者)
「(コロナ禍で)なかなかお客様に買ってもらえない中で会社もお弁当を売るにはどうしたらいいのかというときに、冷凍で出来ないかと」

開発したのは冷凍の「鯛めし」!

約120年前から販売している看板商品「元祖鯛めし」をネット販売で全国展開するというものだ。

この「元祖鯛めし」は醤油で炊いた桜飯と甘辛く煮た鯛そぼろが特徴で多くの駅弁ファンから愛されている1食だ。

この冷凍弁当の開発資金をクラウドファンディングで募ったところ集まったのは150万円以上!予定の3倍以上の資金が集まった。

この冷凍弁当にはもう1つの目玉が。

それがこの駅弁の包み紙「掛紙」だ。

掛紙は、昭和初期のものは駅周辺の名所などが描かれていて収集家も多いという。

今回、京都の印刷包装会社が協力しクラウドファンディングの返礼品として明治30年頃に使用していた掛紙の復刻版を冷凍弁当と一緒に送るという。

(東海軒 加藤専務)
「いままでは来てもらわないと買えないということがあったので、今回これを機に全国の人に食べてもらえるということで大変喜んでいる」

東海軒によるとこの冷凍した「元祖鯛めし弁当」はクラウドファンディングの返礼品として10月29日まで募集を受け付けていて、その後はネット販売の予約を受ける付ける予定だという。

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