ワクチン3回目接種の疑問について徹底解説 交互接種でも大丈夫?副反応の心配は?

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鳥取2022.01.13 19:27

オミクロン株を含め感染が急拡大する中、カギとなるのがワクチンの3回目接種についてだ。
ここからは岩本アナウンサーが解説。

今回の第6波の感染者の中で増えているのが「ブレークスルー感染」。これは新型コロナワクチンの2回目接種を終えた人が新型コロナウイルスに感染することだ。鳥取県では1月12日に感染が発表された28人のうち、およそ8割に当たる23人がこのブレークスルー感染だった。
アメリカの研究によると、ファイザー製ワクチンの場合、感染の予防効果は2回目を接種して1ヶ月以内では88%だったものが、およそ半年後には47%にまで低下したというデータがある。厚生労働省は時間の経過とともに感染の予防効果などは徐々に低下していくため、追加接種を推奨している。

こうした中、今後の課題となるのがこの3回目接種の接種率をどのように上げていくかだ。オミクロン株が急拡大する中、専門家は3回目接種が感染拡大を抑えるためのカギとなると話す。

鳥取大学医学部 景山誠二教授:「3回目接種が充分終われば例えば70%80%になればデルタ株の時に落ち着いたように(オミクロン株に関しても感染者数は)下がってくるだろうということは十分期待できると思う」

今後増えてくるとみられるのが、1回目2回目とは異なるメーカーのワクチンを3回目に接種するいわゆる「交互接種」だ。山陰両県では、1回目と2回目では9割の人がファイザー社製のワクチンを接種している。しかし、3回目接種のために国から支給されるワクチンの供給見通しとしてはファイザー社製とモデルナ社製が半数の割合となる見込みだ。早期に3回目接種を進めるためには交互接種が必要となる中、その効果については?

鳥取大学医学部 景山誠二教授:「ファイザーの接種された方がモデルナを打つ(その逆も)というのが交差接種になるわけだけどそれについは問題ない。ちゃんと効果が出るということが確かめられているので(3回目はどちらのワクチンでも)充分効果が出るだろうと思っている。」

さらに、新型コロナワクチンを打つ際に気になるのが副反応だ。3回目接種の副反応について、医師や看護師などを対象に423人が接種を終えた松江生協病院に話を伺った。このうち、接種部位の痛みを訴えた人はほとんどとなる9割でおよそ380人。倦怠感を感じた人は6割のおよそ250人。37.5度以上の発熱があった人は3割となるおよそ130人だった。
まあ、2回目接種時の副反応と比べてどうだったかという質問には、何も変わらなかったと答えた人は50%。重いと答えた人は30%。軽いと答えた人は20%だった。病院のワクチン接種担当者によると、頭痛が出た人が前回より多い統計は出ている。ただ、かなり個人差がある印象と話す。

また、山陰両県では65歳以上の高齢者を対象とした3回目接種の前倒しを進めていて鳥取県では県営の接種会場を予定より前倒しし今月下旬に開設するこを1月13日に発表した。接種を受けるためには各自治体から届く接種券が必要となる。全国的に感染が急拡大する中基本的な対策をとることはもちろん3回目のワクチン接種についても考えておく必要がある。

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