松江市の旅館 バリアフリーで国際的な賞

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島根2021.01.08 19:23

松江市の旅館が世界的に高い評価を受けた。誰もが暮らしやすい社会を目指したユニバーサルデザインの活動を評価する「IAUD国際デザイン賞」を松江市の温泉旅館が受賞し、8日、島根県の丸山知事に報告した。
島根県庁を訪れたのは、松江しんじ湖温泉にある温泉旅館「なにわ一水」の勝谷社長など3人。「IAUD国際デザイン賞」とは、障害の有無や性別、国籍などに関係なく、誰もが使いやすく設計されたユニバーサルデザインについて評価するもの。今回は、世界14か国、67件がエントリーする中、9つある金賞のうち、「住宅・建築部門」で、宿泊施設として初めて「なにわ一水」が選ばれた。14年前から、バリアフリーを進めてきた「なにわ一水」。
記者リポート「こちらが、バリアフリーに特化したお部屋です。入ってすぐの和室そして奥の寝室まで段差がなく車いすのままでも入ることができます。」
車いすが入る「なにわ一水」では、25部屋の客室のうち、2部屋が、バリアフリー設計となっていて、車いすのまま部屋に入り、テーブルで食事をすることができる。また、風呂やトイレも、引き戸を使い、段差がなく、高齢者や体に障害のある人、小さなこどもも、安心して利用できる。寝室では、車いすに座りながら、ハンガーが取り出せ、服の出し入れがしやすいなど、随所にユニバーサルデザインが施されている。こうした細やかな工夫と温泉旅館ならではのおもてなしを兼ねた取り組みが高く評価され今回の受賞につながった。
去年は、新型コロナによって客室全体で、利用客が大幅に減ったものの、バリアフリーの部屋は毎週末、予約が入り、安定的に需要があったという。
なにわ一水 勝谷有史社長「昨年なかなか観光や旅行していただけなかったご高齢の方、また今大変な思いをなさっていらっしゃる医療従事者の皆さん、皆さんがお越し頂けるように願っております。」
勝谷社長は、丸山知事に対し、「美肌県に並ぶ、バリアフリーおもてなし県としてもPRできたら」と協力をお願いしていた。

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