震度6弱観測の山元町 町唯一の総合病院で受け入れ再開 ボランティアセンターも立ち上げ・宮城
今月13日の地震で被害を受けた山元町では町唯一の総合病院が
22日から外来と救急の受け入れを再開しました。
町内唯一の総合病院・宮城病院は地震で壁や天井が剥がれ落ちたり
道管の破損による漏水で一部の医療機器が使えなくなるなどの被害を受けました。
そしてきょう応急復旧が完了したことから受け入れを再開しさっそく待ちわびた患者が受診していました。
患者は「ここの病院は何でも揃ってるし(再開は)ありがたいです。」
宮城病院 永野功院長「何とか再開できたのは地域の皆様の期待を裏切らないようにできたとほっとしている」
救急の受け入れもきょうから再開しましたが専用入り口が被災したため、当面、正面玄関を使用するということです。
震度6弱を観測した山元町ではきょうも復旧作業が続きます。
こちらの住宅では、地震で壊れた資材置き場の後片付けが行われていまいた。
住民は「揺れたなんていうものではない。片付けが大変。」
こうした中、齋藤俊夫町長はきょう災害ボランティアセンターを立ち上げたと発表しました。
山元町 齋藤俊夫町長「専門的な災害ボランティアにおすがりをしたいということで調整を進めております。がれきの撤去、屋根のブルーシート張りをお願いして応急対策をしっかり進めたい」
コロナ感染防止のため一般募集は行わず、災害ボランティアの経験のある団体を対象に社会福祉協議会のホームページ上で事前登録を募るということです。
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