石川県初 新型コロナワクチンの接種始まる 初日は医療従事者120人が接種
石川県内初となる新型コロナワクチンの接種が19日、金沢市内の病院で行われた。感染収束の切り札ともいわれる今回のワクチン。接種会場やワクチンを受けた医療従事者を取材した。
病院の廊下にできた長い列。19日、金沢病院で始まったのは石川県内初となる新型コロナウイルスのワクチン接種だ。
医療従事者に向けた先行接種の対象施設となっている金沢病院では、医師や看護師などおよそ300人が接種に同意。
この日はまず、村本弘昭病院長から接種に臨んだ。その後も順調に接種は行われ、初日は医療従事者120人に対して接種が行われた。
副反応がないかみるため接種後は15分から30分その場で待機。いまのところ不調などを訴える人はいないという。
そして、いよいよ4月からは高齢者から順に一般向けの接種も始まる。
19日、加賀市では、市民からの相談や予約の窓口となるコールセンターの設置に向けて、着々と準備が進められていた。
2月1日に開設する市のコールセンターは看護師などの専門職も含め7人体制で、ワクチンに関する相談のほか、集団接種の予約も受け付ける。
市内では65歳以上の高齢者およそ2万2700人が優先接種の対象に。
身近なかかりつけ医で接種することが最大の安心材料だとし、各診療所での”個別接種”を中心とするがそれを補う形で”集団接種”も行うとしている。
しかし、加賀市にワクチンがいつ搬入されるか、現段階ではわかっていない。前例のない中、手探り状態ではあるが着実に準備が進められている。
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