なぜ? 石川県内は大規模な立ち往生なし 道路管理者の大雪対応を検証

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石川2021.01.14 21:32

福井と富山の高速道路で大規模な立ち往生が発生した今回の大雪。石川県内では、大規模な立ち往生は発生しなかったが、そこには、雪の量だけでなく3年前の大雪を教訓とした道路管理者たちの取り組みがあった。

未曾有の大雪に見舞われた北陸地方。富山県では東海北陸道で最大200台が立ち往生。福井県でも北陸道で、およそ2日間に渡って、最大1500台が立ち往生し、両県とも、自衛隊に災害派遣要請が出される事態となった。

大規模な交通障害を引き起こした今回の大雪。石川県内での被害を最小限に食い止めるために。大雪に備えて金沢河川国道事務所に設置されていたのが関係機関による「情報連絡本部」だ。

国道を管理する河川国道事務所と、高速道路を管理するネクスコ中日本。そして、県や県警のほか、気象台の担当者などが一か所に集まって、迅速な連携を図った。

このうち、金沢河川国道事務所では、1月7日からの5日間、延べ365人体制で対応にあたったという。

3年前の大雪では、福井との県境で、3日間に渡る立ち往生が発生。当時の教訓から今回は、ある対策が取られていた。

立ち往生を防ぐ対策として今回、行ったのは福井県へ向かう加賀市内の国道の「予防的な通行止め」だ。

こうした対策もあって県内では大規模な立ち往生が発生することはなかった。

一方で、30時間に及んだ「予防的通行止め」によって県内への物流にも影響が出た。そこには難しい判断があったと言う。

これについては、たしかに物流には大きな影響があると思ったが、人命を優先させていただいた。と話していた。

ドライバーの命を最優先に。3年前の大雪を教訓として道路管理者たちは、さらに、次の大雪に備える。

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