石川県・金沢港にクルーズ船 約1年半ぶり
2日、およそ1年半ぶりに石川県の金沢港にクルーズ船が寄港した。クルーズターミナルが整備されてからは初めての寄港となるが、その滑り出しはどうだったのだろうか。
2日朝、金沢港に現れた巨大な船。3月31日に佐世保を出発したクルーズ船「飛鳥Ⅱ」だ。
クルーズターミナルが整備されてからクルーズ船が寄港するのはこれが初めて。
北陸新幹線の開業を機に県が力を入れてきたクルーズ船の誘致。おととしには、50本の寄港が実現し過去最高となるおよそ64000人が石川を訪れた。
しかし、去年は新型コロナの影響で、予定されていた54本の寄港がすべてキャンセルとなった。
2日は、おととし9月以来、551日ぶりの寄港となったこともあり、谷本知事や加賀友禅大使らが乗客たちを出迎えた。
久しぶりの寄港とはなったが、降りてくる人の姿はまばら。今回のクルーズでは、新型コロナ対策として、定員は、半分の400人程度に制限していたが、実際に乗船したのは70人だったという。
谷本知事は「スタートを切ったというところに意義がある。そして徐々に安全感、安心感が広がっていけば、お客様は増えてくるのではないかと思う」と話していた。
今年度のクルーズ船は、今のところ国内線の8本のみだが、クルーズターミナルは、徐々に本来の役割を果たし始めている。
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