石川県感染者増加 感染拡大注意報を発出 1か月半ぶりにクラスター発生

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石川2021.04.05 20:03

石川県は5日、新型コロナウイルスの感染者が県内で急増していることを受け、感染拡大注意報を発出した。感染状況を示す指標がステージ1からステージ2に引き上げられている。

5日夕方に県庁で開かれた対策本部会議。新型コロナウイルスの感染状況について谷本知事は現在のステージ1「感染要注意」からステージ2の「感染拡大注意報」に引き上げた。

県のモニタリング指標では、4日までの1週間の新規感染者や感染経路不明者はステージ2に相当。病床使用率は20%を上回るステージ3相当となっているが、総合的な判断から今回、ステージ2の注意報に移行するとしている。

対策本部会議で谷本知事は今後、積極的な疫学的調査を幅広く行うことや運用病床を1週間程度でフェーズ2の216床へ増やすことを発表。

一方、「GoToイート」や県民を対象とした宿泊割の事業については注意喚起を行ったうえで継続するとした。

こうしたなか、県内では、5日午前10時までの62件の検査の結果、新たに5人の感染が発表された。

そして、資格を取得するための県内での合宿場所で、集団感染が発生。クラスターと認定された。クラスターの発生は、2月16日以来およそ1か月半ぶり。

3月末から再び感染者が目立ち始めた県内。4日まで3日連続で2ケタとなるなど、目に見えて感染者が増加し、このうち、およそ5割が県外へ旅行したり、県外から訪れた人と接触している。

こうした状況について、感染症の専門家は「石川県でも例外ではなく、第4波の入り口にあるとし、(今回の流行は)感染経路不明者のほとんどが県外から持って入ってきた人、または出張等々で行ってウイルスをもらって帰ってきたということになると考えられるという。

また、県内でこれまで13人が確認された変異株については「特徴的な変異を持つと従来の株よりも感染力が強まると感染しやすい可能性が示されている。重症化率も少し高まるのではないかというようなことが指摘されているので、感染流行のピークが高くならないように皆で協力して感染対策を進めていく必要があると思う」と指摘した。

石川県内では4月13日の珠洲市を皮切りに高齢者向けのワクチン接種が始まるが、今後、どの程度、変異株が拡大するのかなど感染状況の見通しは不透明なままだ。

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