石川県内での拉致事件の現場からライブ配信 拉致問題の風化を防げ

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石川2021.06.10 19:36

北朝鮮による拉致事件について調査を進めている民間団体の代表らが10日、石川県内の関係先を訪れ、ライブ配信を通じて事件について伝えた。

10日、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表らが訪れたのは、能登町の海岸。

去年からのコロナ禍で人を集めての活動ができない中、拉致問題の風化を防ごうと、動画投稿サイトでのライブ配信を通して現場の様子や当時の状況などを伝えている。

この海岸は今から44年前の1977年、東京の警備員久米裕さんが連れ去られたいわゆる「宇出津事件」の現場だ。政府が認定している北朝鮮による拉致事件としては最初のケースとなる。

荒木代表は「この事件、犯人は起訴されず闇に埋もれた形になっているが、この事件のひと月後に松本京子さん、そのひと月後に横田めぐみさんが拉致されている。この事件がもっと明るみに出て大きな問題になっていれば(その後の事件も)防げたかも。この事件には意味がある」と話す。

また、この日は58年前に能登沖で失踪した寺越昭二さんの息子らも参加した。

そして、一行が午後から訪れたのは羽咋市の柴垣海岸。こちらは48年前の1973年、知人の男性とともに行方が分からなくなった遠山文子さんが最後に立ち寄ったことが確認されている場所だ。

遠山さんは政府認定の拉致被害者ではなく、拉致の可能性を排除できない「特定失踪者」という位置づけだが、調査会では現場の状況などから「拉致の疑いが濃厚」としている。

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