【山口】8月以降「抗体カクテル療法」を約280人に実施

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山口2021.09.14 19:29

 新型コロナ患者の重症化を抑える効果が期待されている「抗体カクテル療法」について、山口県は8月以降、県内の医療機関に入院している軽症・中等症の患者およそ280人に実施したことを明らかにした。

 これは14日の県議会一般質問で弘田健康福祉部長が答弁で明らかにしたもの。抗体カクテル療法は軽症から酸素投与が必要ない中等症のコロナ患者を対象にした治療法で、重症化を抑える効果が期待されている。県では8月以降コロナ患者を受け入れている県内35のすべての医療機関で抗体カクテル療法を行う体制を確保し、これまでにおよそ280人に実施したという。酸素投与が必要な中等症以上の患者にはこれまで同様、治療薬レムデシビルを使用していて、県では抗体カクテル療法については重症化を防ぐための予防的治療として実施している。県では原則入院患者に実施しているが、国が自宅や宿泊療養者に外来で投与することを認める方針を示したことから今後、専用外来を整備し入院患者以外も受けられる体制をつくる方針を示した。
 また、県議会では先月、千葉県で新型コロナに感染した妊婦の搬送先が見つからず自宅で早産し、新生児が死亡した事例が取り上げられた。弘田健康福祉部長は、感染した妊婦について県内全域で円滑に受け入れることができるよう、防府市の県立総合医療センターに24時間体制のコントロールセンターを設置し、これまでに療養中に出産を迎えた3人を含め、45人の妊婦全員を迅速な入院につなげている現状を報告した。

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