【山口】警察官退職強要の一部違法判決 県が控訴の方針

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山口2021.09.13 19:41

 山口県警の男性巡査長が、上司から違法に退職や降格を強要されたなどとして県に損害賠償を求めていた裁判。県は上司の発言の違法性を一部認め80万円の支払いを命じた山口地裁の判決について、控訴する方針を固めた。

 この裁判は山口県内の警察署に勤務する40代の男性巡査長が、上司から違法に退職や降格を強要されたり離婚を迫られたりして人格権を侵害されたと主張。県に対して500万円の損害賠償を求めていたもの。9月8日の判決言い渡しで山口地裁は、退職か降格かの二者択一を迫るなどした上司の発言の一部について違法性を認定。「違法な公権力の行使により、巡査長は多大な絶望感や精神的苦痛を被った」などとして、県に対して80万円の支払いを命じる判決を言い渡していた。県警・監察官室は判決を受けて「県の主張が認められなかったため、広島高裁の判断を仰ぐことが適切」として控訴する方針を固めた。控訴については現在開会中の9月定例県議会に追加議案として提出されている。17日に分離採決が行われ、議会の承認が得られれば広島高裁に控訴する予定だ。

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