富山県の飲食店 通常営業か時短か…現場は

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富山2021.09.13 19:10

 飲食店の営業について県は、感染防止対策を徹底していると認証した店は通常営業か時間短縮営業かを13日から選べるようにしました。通常営業を再開する店がある一方で、時短を続ける店もあり、判断は分かれています。山田記者がお伝えします。

 「きょうから営業を再開するこちらの飲食店では、店先に感染対策と通常の営業時間についての案内を張り出しました」

 この店は、まん延防止等重点措置に伴い、12日までは午後8時で閉店していました。感染防止対策を徹底したうえで13日からは、午後10時半までの通常営業を再開し、酒の提供も始めます。

 秋吉富山駅前店 常盤昌靖部長
 「お店でやきとりを食べたいという声があったり、常連の人に寂しがられたりとか。お客さんの要望や問い合わせが多かったもので、(通常)営業を考えないといけないなと思った。お客さんが来てくれるかなとか、店でコロナが出たりとか、そう不安は毎日あります」

 県は重点措置の解除に伴い、県内全域の飲食店に対し、新たな対応を打ち出しました。感染防止対策を徹底していると認証した店については、協力金を支給しない代わりに通常営業で酒の提供も可能とする、もしくは時短営業を継続してこれまで通り協力金を支給する、いずれかを選択できるようにしました。

 富山市新富町にあるこちらの居酒屋は、重点措置の期間だったきのうまで、休業していました。

 居酒屋たすき 久冨祐督さん
 「お酒が出せないってなると、もう居酒屋じゃなくなっちゃうので」

 この店も感染対策を強化して、県から認証を受けました。ただ、20代から30代までの客が中心で、営業再開には不安も残るといいます。

 久冨さん
 「まず僕らのワクチン接種が、終わっていない人が多すぎる。今回は8時までの営業、7時までのお酒提供で、時短営業をさせていただこうと思います」

 この店は、時短営業を選びました。また、今週末に連休を控えている中、こんな不安もあるといいます。

 久冨さん
 「お盆期間中、富山駅前は県外の人がめちゃくちゃ多かったんです。石川はまん防が出ていてお酒が出ないから、とやまでお酒を飲みます、っていう、お酒を飲むために富山に来る人がかなりいた」

 石川県は金沢市を対象にまん延防止等重点措置が継続中で、午後8時までの営業時間短縮が続いています。

 富山県の安心対策飲食店の認証制度には13日正午時点で、およそ3100店が申請し、このうち認証済みは、およそ2800店です。県は、申請段階の店舗も通常営業を選択できる対象としています。

 通常営業も認める対応を新田知事が発表した際の記者会見では…

 Qこの安心対策飲食店の中で、感染やクラスターが発生した場合、県としてはどういった対処をするか、想定しているものはありますか?

 新田知事
 「そういうことはない店を認証しているので、それはないと思っています。」

 感染防止と店舗の経営をどうバランスをとっていくのか、飲食店にとって悩ましい対応が続きます。

 県は、今回の飲食店に対する対応は、今月30日までを期間としていて、その後は感染状況を見て判断していくことになります。

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