4月以降 北アルプスで山岳遭難事故相次ぐ

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富山2021.05.03 18:58

 立山黒部アルペンルートがことしの営業を始めた4月15日以降、北アルプスでは山岳遭難事故が相次いでいます。

 県警察本部がインターネットで公開した救助の様子です。4月15日、立山で滑落した男性を県警ヘリコプターで救助しました。男性は、自力では動けない状態でした。

 「そしたら救助用具つけていきます」

 「あとは自動でヘリに上がるんで」

 「ありがとうございます」

 男性は約300メートル滑落しました。疲労や登山技術の不足が原因とみられます。県内の山岳遭難は4月1日から29日までに8件発生し、このうち7件がアルペンルートが営業を始めた4月15日以降です。

 4月末時点での室堂周辺の積雪は6メートル60センチ、防寒対策を徹底するとともに雪崩や滑落などに注意が必要です。

 3日も室堂周辺では、雪で視界が非常に悪くなっていました。先月18日には激しい雪で先が見えなくなるホワイトアウトがおきて室堂ターミナルからわずかの距離でも道に迷うケースが発生しています。

 県警は、無理のない登山計画を立てることや、天候の急変に注意し視界不良時の行動を慎むことなどを呼びかけています。

 県警が山岳警備隊の救助の様子を動画で公開したのは今回が初めてで、登山者が安全意識を高めるきっかけにしてほしいとしています。

 動画は、富山県警察本部のホームページやYouTubeの県警公式チャンネルで見ることができます。また山の情報は山岳警備隊がツイッターで随時発信しています。

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