大雪被害 農業の現場では…

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富山2021.01.14 19:49

 今回の大雪は、県内のビニールハウスなど農業関係施設にも大きな被害をもたらしています。14日、高岡市の農家を訪ねました。

 「ああ、これ全く中に入れないほどぐしゃっと押しつぶされていますね」

 「これ入ったら、下手に倒れたら怪我するから危ないですよ」

 高岡市二塚で、コメや野菜を栽培する北川浩一さんです。今回の大雪で、5棟あるビニールハウスのうち1棟が押しつぶされました。ハウス栽培の野菜は収穫期を終えていましたが。

 北川浩一さん
「これから、水稲の育苗に入るから、それまでに何とか新しいものにせんなんわね」

 コメ農家にとって、ハウスは春から苗を育てるために必要です。つぶれたハウスは撤去して新しく作らなければならず、建て替えに少なくとも50万円は必要だと言います。

 被害は施設だけではありません。一気に多くの雪が積もったため、18ヘクタールある田んぼや畑に入ることができず、畑で育てていた野菜は収穫できないままです。

 北川浩一さん
「ダイコンあと500~600本。みんなそのままやわね。もうどうにもならんそこまで行く手立てがないから」

 ダイコン、カブ、ブロッコリーなどが雪の下に埋もれたままで、商品価値はなくなってしまうとみられます。

 北川浩一さん
「このまますき込んで終わりやろね。困りました。すごく収入にも影響があります」

 県は13日正午までの確認で、今回の大雪で農業用ビニールハウス236棟が全壊、54棟が半壊または一部損壊と報告しています。今後、被害の確認はさらに増えることも予想され、記録的大雪の影響は、農家にも重くのしかかっています。

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