森市政の総仕上げ意識 富山市新年度予算案

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富山2021.02.22 19:37

 富山市は22日、一般会計で1727億円となる新年度の当初予算案を発表しました。今期で引退する森市長にとって最後の予算編成で、進めてきた政策の仕上げを意識した内容となっています。


 森市長「次の市長のためにという思いは、予算メニューはない。ただし、片づけておかなければいけないものは意識しました」

 富山市の新年度当初予算案は、一般会計が、前年度より71億円あまり多い1727億円で、過去最大規模となりました。増加した要因は、富山駅北で進めている中規模ホールの整備や、新年度で完了する小中学校の耐震化などにあわせておよそ100億円を計上したことがあります。

 一方、歳入では新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞などで、市税はおよそ688億円と、前年度と比べて53億円あまり少ない見込みで、落ち込み幅は過去最大ということです。

 このため、市の貯金にあたる財政調整基金から10億円を繰り入れます。また借金にあたる市債の発行額は285億円で、新年度末の残高は2493億円の見込みです。

 森市長はことし4月の任期満了での退任を表明していて、今回が最後の予算編成となります。骨格予算としながらも、人工知能など先端技術を呉羽梨の栽培やホタルイカの定置網漁に導入する実験など、新たな事業も盛り込んでいます。

 森市長「建設事業費がピークを迎えるということになるので、有利な財源をどう見つけてくるかというのが苦労した点」「いろいろ手掛けてきたものについて、ある種の到達度が整う」

「森市長は、新型コロナウイルスへの切れ目のない対策を進めることや、進めてきた街づくりの継続性を強調しました。次の市長はどのように森市政を受け止めていくのか、4月の選挙にも注目が集まります」


 富山市の新年度予算案は来月の市議会定例会に提出されます。

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