富山市 再編予定の学校存続求め要請活動

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富山2021.11.22 19:36

 富山市が検討している小中学校の再編で、現在示されている案では学校が無くなる地域の動きです。旧大山町の小見地区と旧細入村の住民が、22日に市の教育委員会に対してそれぞれ学校の存続を求める署名を提出しました。

 小見小学校存続を支援する会 佐々木幸蔵さん(育友会会長)
 「たくさんの嘆願書をいただきました。いずれも小見小学校の存続を支援するということに賛同していただきましたので、なにとぞ、よろしくお願いいたします」

 嘆願書と、1738人にのぼる署名を提出したのは、旧大山町の小見地区自治振興会と小見小学校存続を支援する会です。

 小見小学校は全校児童が13人の小規模校で、富山市の再編計画の対象です。しかし地元は、学校がスキージャンプの記録会など特色ある活動をしているほか、地域のコミュニティーの中心であり、統合されると過疎化を加速させるなどとして、存続を求めました。

小見地区自治振興会 山森潔会長
 「地域の衰退を招くことにつながるような再編につきましては、地域住民は反対させていただくと」

 一方、旧細入村にある神通碧小学校と楡原中学校の関係者でつくる神通峡地域学校教育振興会などが提出した署名は1122人分。校区内の人口の7割にあたります。岐阜県飛騨市から通学する児童もいることから、統合されると通学時間が片道およそ1時間になる見込みで、特に冬場の通学に心配が残るとしています。

 神通峡地域学校教育振興会 江尻裕亮会長
 「やはり何といっても子どもたちの通学時間、片道1時間、中には、この署名活動を通じて『毎日遠足かよ!』と言われたお年寄りもいましたけども、片道1時間というのは子どもたちには苦痛だろうと」

 両地域の要請に対応した富山市教育委員会の宮口克志教育長は。

 富山市教育委員会 宮口克志教育長
 「10年後、20年後の地域の子どもたちのことを考えての議論をスタートしていきたいというふうなことを思っておりますので、その点についてはお汲み取りいただければと思っています」

 富山市教育委員会は、今後、通学区域審議会の場で検討したうえで来年度末に再編計画を策定します。そして地域住民などと協議を重ね、理解を得られた場合に再編を進めるとしています。

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