過疎が進む地域でのドローン活用を探る

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富山2021.06.07 18:53

 過疎化が進む山あいの地域で小型無人機のドローンを活用しようという検討です。県は、ドローンで食料品や日用品を運ぶ事業に着手しようと7日、勉強会を開きました。

 7日の勉強会には、各市町村や通信事業者などからオンラインを含めて110人が参加しました。県は、山沿いの地域の新たな物流の手段としてドローンを活用しようと今年度から検討を始めています。

 勉強会では、ドローンを安全に活用するための飛行ルートの法整備や、先駆的な取り組みを行っている自治体の実例を確認しました。

 ドローンでの物流は、全国で実験が行われています。このうち熊本県上天草市では、離島の湯島を対象に去年12月、実証実験を行いました。

 この島は人口のおよそ6割が65歳以上の高齢者で、定期船以外の物流手段の確保が課題となっていました。こうした問題の解決につなげようと上天草市と民間企業が行った実験では、およそ8キロの道のりで、ドローンが、パンや弁当など合わせて1キロの荷物を運ぶことに成功しています。

 県は、高齢化や過疎化が進んでいる県内の山沿いの地域でもドローンによる物流が課題を解決するひとつの手段となると期待しています。今後も勉強会を行っていくほか、ことし冬までには活用に向けた実証実験を行いたいとしています。

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