散居村で古民家再生の宿 「楽土庵」開業へ

この記事をシェア

  • LINE
富山2021.11.24 18:59

 砺波平野の散居村に建つ伝統的な家屋「アズマダチ」の古民家を再生し、宿泊施設とする取り組みが進んでいます。計画を進めているのは、県西部の観光の活性化へ様々なアイデアを出している「水と匠」です。

 周囲に水田が広がる砺波平野の散居村の伝統家屋「アズマダチ」。砺波市野村島にある築およそ120年の民家を生かした宿泊施設「楽土庵」の完成イメージです。

 施設の中も自然素材を生かし、現代工芸やアート作品などを設置。茶道や農業の体験プログラムも提供する予定です。

 また宿泊者以外も利用できるレストランは、地元・富山の食材を使った料理を提供します。

 この宿泊施設は、県西部6つの市と企業・団体が設立した観光活性化のための組織「水と匠」が企画し、高岡市のGRN株式会社と連携して整備します。

 古民家は活用に向け現在は解体されていて、24日、建設の安全を願う行事が行われました。

 株式会社水と匠 林口砂里社長
 「アズマダチという伝統的な建物が空き家になっていたり、壊されていたり、四季折々に美しい景色をみせてれる風景が今、失われつつあることは非常に私たちにとって大きな問題だと思っていて」

 「水と匠」は、宿泊施設を生かした様々なツアープログラムも計画しています。また、収益の一部を散居村の景観保全や郷土の文化保護に役立てることにしています。

 株式会社水と匠 林口砂里社長
 「この地域の散居村を守ることにつながったりとか、様々な富山の伝統産業や伝統文化を保全していくことに寄与する旅、お客様の再生とこの地域の再生・回復という両方を考えられるような旅のスタイルを提供したい」

 宿泊施設「楽土庵」は来年10月に開業予定です。

見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら

最新ニュース