北陸電力 昨年度決算は増収減益

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富山2021.04.28 19:42

 北陸電力は28日、昨年度の決算を発表しました。新型コロナウイルスの影響などで利益は大幅な減少となりました。一方、再生可能エネルギーへの対応を加速させるために、新たな部署を設置すると発表しました。

 北陸電力は、金井豊社長が記者会見して決算を発表しました。昨年度の連結決算は、売上高にあたる営業収益が6394億円で、前の年度に比べて1.8%増えました。

 一方、経常利益は、46.8%減の123億円、当期純利益も49.1%減の68億円とともに大幅に減少しました。

 電力の総販売が75億円増加した一方で、新型コロナウイルスの感染拡大で工場などが停止した影響が40億円程度、また寒波などで電力需要が増加したため、他の電力会社から電力の融通を受ける価格が高騰し、90億円程度減益となったことが全体での減益につながりました。

 一方、北陸電力は国の方針を受けて持続可能な将来像を策定し、その一環として、来月1日に新たな部署として再生可能エネルギー部を設置することを発表しました。水力発電など再生可能エネルギーの体制の強化を図ります。

 一方、新田知事が、今月14日の会見で北陸電力について社長経験者が相談役や特別顧問に就く人事に苦言を呈したことについて、金井社長は、地域団体などのメンバーとしての活動も多く「必要な役職である」と反論しました。

 金井豊社長
「現役の経営者から求めがあった場合には豊富な会社経営の知見を生かして助言する。会社の調査・検討機能が必要そういった役職は必要、当社としては必要な職位として選任している」

 また、株式の年間配当は15円で前の年度に比べて5円増加しました。

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