【熊本】企業や大学の大規模接種 準備進む

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熊本2021.06.11 18:31

熊本県内で11日、新たに7人の感染が確認される中ワクチン接種の加速化のカギとなっている企業や大学などでの大規模な接種。県内でも続々と準備が進められる一方、課題も見られる。

約1100人が働く再春館製薬所。

■再春館製薬所 広報 林基理さん
「こちらが通常社員食堂なんですけれど、レイアウトを変更して接種会場にしたいと考えております」

社員と常駐スタッフやその家族を含む約2000人への接種準備を進めている。

■再春館製薬所 広報 林基理さん
「長引くコロナ禍で社員と社員の家族に一日も早く安心して過ごしてほしい」

接種の申請は受理され、いまはワクチンが配送される連絡を待つ状態。日頃から産業医をつとめる医療機関が接種を担う。

■再春館製薬所 広報 林基理さん
「弊社では、普段からインフルエンザのワクチン接種なども進めておりますのでそういった経験も踏まえてスムーズな接種を進めていけたらいいなと考えております」

一方、普段から多くの業者が出入りをする鶴屋百貨店。店内で働く従業員や家族、取引先など約5000人への接種を予定している。

■鶴屋百貨店 人事部 際田好弘次長
「準備期間が非常に少ないというところ(が大変)。5000人規模の接種は初めてですので接種者の時間割が非常に苦戦しているところです」

現在、対象者に接種の希望を募っていて今月21日からの開始を想定したスケジュールを組んでいる。

■鶴屋百貨店 人事部 際田好弘次長
「(接種が進むことで)以前のようにお客様が安全安心な環境の中でお買い物を楽しんで頂ければと考えております」

ワクチンの大規模接種は県内の大学でも…

■平井友莉アナウンサー
「実施を希望している崇城大学です。学生の姿ちらほらとはありますが少し寂しい雰囲気です」

殆どの授業でリモートが続く崇城大学。

■崇城大学 長島宏一事務局長
「会場はこちらの方を予定しております」

体育館を接種会場として想定し、7月上旬に接種できるよう調整を進めている。対象となるのは学生や教職員など4100人ほど。医療スタッフは、熊本市内の医療機関で確保できるめどが立った。ただ、心配事も…

■崇城大学 長島宏一事務局長
「広さはありますけれどもエアコンの設備がないので、今から暑くなるから、そこが非常に我々としても心配しているところ」

今後、学生に接種を希望するかアンケートをとるという。

一方の熊本県立大学。いまのところ学内での接種申請はしていない。

■熊本県立大学 丸山幸仁総務課長
「自前で全て確保するというのが職域接種の前提となっているので、そこをどうするかというのが非常に悩ましい」

接種する医療スタッフの目途が立たなかったのだ。電話や訪問を繰り返したものの、確保は厳しい状況だ。

■熊本県立大学 丸山幸仁総務課長
「安心した環境の中で、学びなり研究なりができる、そういう環境を作り出していくということが大事なのではないか、それを目指してやっていくしかない」

もとの生活を取り戻すスピードアップが期待される企業や大学でのワクチン接種。県内では明暗が分かれている。

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