
コロナ感染拡大注意報 2月28日で解除へ
県内で新型コロナの新たな感染者は確認されず、県は感染状況が落ち着いているとして感染拡大注意報を2月28日で解除する。(2月25日) 県によると、新型コロナウイルスの新たな感染者は2日ぶりに確認されず、感染者の累計は544人のままとなっている。 入院している人は1人減って14人で、重症患者はいない。 また、24日に感染が確認された関西電力社員の同僚ら74人の検査結果はすべて陰性だった。 こうした状況を踏まえ、県議会の一般質問で杉本知事は感染拡大注意報を2月28日で解除すると説明した。 県は1月7日に注意報を発令し2日後には警報に引き上げていて、高齢者施設のクラスターなどにより一時は病床の使用率が3割を超えるなど緊急事態レベルを上回った。 しかし、この1週間の感染者の累計が7人で、病床の占有率が5.5パーセントといずれの指標も注意報レベルを下回っていることから注意報の解除を決めた。 感染拡大注意報は解除されるが、県は人の出入りが活発になる年度替わりに向けて、引き続き感染対策の徹底を呼び掛けている。
福井 2021.02.25 15:10