熊本のニュース

小型船どうしが衝突4人けが

上天草市の野釜島沖で4人が乗ったプレジャーボートと1人が乗ったプレジャーボートが衝突し、4人が海中に転落した。全員すぐに救助されたが軽いけがをした。
21日午前9時半ごろ、上天草市野釜島沖およそ1.5キロの海上で、4人が乗ったプレジャーボートと1人が乗ったプレジャーボートが衝突した。この事故で4人が海に投げ出されたが、1人が乗ったプレジャーボートにすぐに救助され、熊本市内の病院に搬送された。このうち48歳の男性が太ももに釣り針が刺さるなど4人全員が打撲などのけがをしたがけがの程度は軽いという。けがをした4人は19歳から61歳までの親戚どうしで熊本市内から釣りに来ていたという。また1人で乗っていたプレジャーボートの67歳の男性は無事だったという。熊本海上保安部が事故当時の詳しい状況や原因を調べている。

熊本2020.09.21 18:29

高森町防災公園が完成

阿蘇郡高森町に災害時の避難所として活用できる防災公園が完成した。広さが約5000㎡で、約1億5000万円をかけて整備された。一時的な車中泊を想定して、車33台分の駐車スペースや炊き出し用のかまどになるベンチ、被害状況や天気予報が確認できる情報板などが備えられている。町では「憩いの場としても利用してもらい、災害への備えもより一層意識してほしい」と話している。

熊本2020.09.20 19:09

豪雨被災中学生のための高校見学会

7月の豪雨災害で被災した球磨中学校の生徒のためのオープンスクールがきょう人吉高校で開かれた。人吉高校では今年7月にオープンスクールを実施したが、球磨中学校の生徒は、豪雨直後のため参加できていなかった。球磨中の生徒17人が高校を訪れ、授業や部活動を見学したり、球磨中出身の先輩から学校生活について説明を受けたりした。参加した生徒は「先輩方がとても優しくていい学校だなと思った」と感想を話した。球磨中では、被災して今も親戚の家などで過ごしている生徒もいるという。

熊本2020.09.20 17:41

立野ダム建設中止求めて署名活動

白川上流に建設中の立野ダム建設中止を求める市民グループが19日に署名活動を行った。立野ダムに反対する市民グループは過去に1万7000人分の署名を集めていたが、今年7月の豪雨災害を受けて、治水のあり方を改めて考えてほしいと署名を集めている。立野ダムは、ふだんは水を貯めないダムだが、グループでは、「開閉式の穴に土砂や流木が詰まれば、水量が調整できなくなる」と指摘している。

熊本2020.09.20 17:33

消防庁 木村敬氏を副知事任命へ

熊本県は新しい副知事に県の元総務部長で、現在は消防庁広域応援室長を務める木村敬氏を任命する方針を固めたことが分かった。木村氏は総務省出身の46歳。2012年7月から県商工政策課長や県総務部長などを務めた。蒲島県政での副知事は元々2人体制だったが、今年6月、当時の小野泰輔副知事が、東京都知事選に立候補したため、1人になっていた。県は副知事人事案を現在開かれている県議会に提出する方針。木村氏は、KKTの取材に対して「今の段階では、お話しできることはない。しかるべき時がくればお話する」とコメントしている。

熊本2020.09.20 11:47

今春開校した小学校で運動会

この春開校した玉名郡和水町の小学校で、初めての運動会が開かれた。4つの小学校が統合した新しい菊水小学校は、全校児童276人で、統合して初めての運動会だ。しかし新型コロナウイルス感染防止のため、地域の人を招くことができず、子ども1人に保護者2人までの参加となった。また競技も14種目に絞られ、午前中に終了するスケジュールだ。児童は「あまり声が出せないけど踊りで伝えられてよかった」と話した。また保護者は「人数も増えたので保護者としても楽しく応援している」と満足そう。保護者から声援と拍手が送られ楽しい運動会となった。

熊本2020.09.19 18:01

くまモンスクエア300万人達成

4連休の初日、熊本市にあるくまモンスクエアの来館者が300万人を超え記念イベントが開かれた。「300」と書かれたメガネをつけて登場したくまモン。2013年にオープンしたくまモンスクエアは7年で来館者300万人達成だ。新型コロナウイルスの感染対策のためふれあいイベントはなく、観覧は、密を避けるために抽選となった。会場でくまモンが文字を書いて感謝の気持ちを伝えると訪れた人はカメラに収めていた。

熊本2020.09.19 18:00

県教員採用試験で出題ミス

県教育委員会は、7月に行われた教員採用試験で出題ミスがあったことを明らかにした。出題ミスがあったのは、養護教諭の一次試験で、問題文に引用した小学校の学習指導要領が誤って旧学習指導要領だったという。今月11日、県教委に予備校の関係者から問い合わせがあってミスが発覚した。関連する問題について、全員正解として採点し直し、当初、不合格だった5人が追加で二次試験を受けることになった。養護教諭の受験者97人全員にお詫びの文書を送る。また合格発表は今月25日だが、養護教諭だけは来月2日に延期された。

熊本2020.09.19 11:43

小国町で木材の競り

阿蘇郡小国町で18日、木材の競りが開かれた。小国町森林組合若宮共販所の競りには地元や福岡から製材業者など約40社が参加。樹齢40年から100年のスギやヒノキを競り落とした。特産の小国杉は赤みを帯びて美しく、強いことから建築材や家具の材料に適している。木材は、先日の豪雨で品薄になり、現在は値上がりしているという。

熊本2020.09.19 11:39

県議会代表質問 球磨川流域支援に30億円

熊本豪雨で被災した球磨川流域の復興について蒲島知事は、30億円の予算を立て流域市町村の要望に細かく対応していく考えを示した。

熊本県は球磨川流域の被災した市町村の復旧復興のため、「球磨川流域復興基金」として30億円の予算を今議会に提案している。18日の県議会代表質問で自民党の松田三郎議員が予算の使い方について質問した。これに対し蒲島知事「基金により住まいの再建や公共施設、地域コミュニティー施設の復旧など被災地や被災者のニーズに対して地域の特性も加味しながらきめ細かに対応していきたい」と述べ、球磨川流域の市町村の要望を聞いて事業化に向けた検討を進めているとした。また状況に応じ基金の増額も検討していると話した。熊本県は球磨川の洪水被害などを防止する条例について今回の豪雨災害からの生活再建などを盛り込んだ条例に改正する案も提出している。

熊本2020.09.18 21:09

地域医療センター 深夜の一部診療を休止へ

熊本市は、熊本地域医療センターの内科と外科の深夜帯の急患診療を10月から当面の間休止すると発表した。

熊本地域医療センターは熊本市からの委託を受けて、休日と夜間の急患診療を行っている。熊本市は18日、地域医療センターの休日夜間急患診療のうち、内科と外科の夜11時~朝8時の診療を10月から当面の間休止すると発表した。

休日夜間の急患診療はこれまで主に熊本市内の開業医などが交替で担当していたが、数年前から内科医の確保ができず、県外の内科医に協力を依頼していた。しかし新型コロナの感染拡大などで内科医の確保がさらに難しくなり今回の休止に至ったという。また、外科は深夜の救急患者が1日平均1人以下と少ないことから休止が決まった。小児科についてはこれまで通り深夜帯も診療を受け付けるという。

熊本市では、できるだけ午後11時までの受診をお願いし、深夜の場合は九州記念病院や西日本病院など7つの病院に対応を頼む方針。

熊本2020.09.18 21:06

300万円着服 高森町職員が懲戒免職

高森町は臨時職員の所得税およそ約300万円あまりを着服していたとして、会計を担当していた男性職員を18日付けで懲戒免職とした。

懲戒免職となったのは高森町税務課に勤務していた36歳の男性職員。会計課に在籍していた去年5月から今年3月にかけ臨時職員の報酬の所得税402万円あまりを6回に分けて着服していた。所得税は町の口座から引き落とされたあと、男性職員が現金を補てんしていたが今年6月、収支が合わないことが発覚した。調査をしたところ男性職員は「食費や携帯ゲームの支払い借金返済にあてた」と着服を認めたという。着服した金は家族が全額返済した。高森町役場は今後職員に現金を扱わせず、支払いを口座間のみで行うなどして再発防止に努めるとしている。

熊本2020.09.18 21:03

熊本市が感染防止策徹底し成人式実施へ

新型コロナウイルスの感染が心配される中、熊本市は来年1月の成人式を開催する方針で調整を進めていることが明らかになった。ウイズコロナの中で行われる新しい成人式とは。

熊本市は毎年、1月の成人の日に成人式を開催している。今年は初めて熊本城ホールで行われたが、新型コロナの感染防止で3密を避けることが叫ばれる中、成人式が開催できるかが注目されている。

そんな中18日、熊本市は来年の成人式について新型コロナウイルスの感染対策を講じたうえで開催に向けた準備を進めると明らかにした。熊本市は新成人の式典参加者を約およそ4200人と見込んでいて、会場が密にならないよう午前と午後の2回に分けて式典を行う。会場は今年と同じ熊本城ホールで参加できない人のためにインターネット配信も予定している。午前と午後どちらの式典に出席するかは熊本市のLINEでアンケートを取り会場の収容率を半分にする方針。

■熊本市生涯学習課 青山和人課長
「市のイベント関係はコロナ禍で多くのイベントが中止になっているが成人式は一生に一度だけの節目になるイベント。来年に回すことが出来ない式典なのでできるだけ感染対策をとって開催できるように準備を進めたい」

成人式に欠かせない振袖の販売やレンタルを行う着物店は、分散での成人式を歓迎する。一方、成人式に参加する若者は複雑な思いだ。

新しい生活様式が推進される中、人生に一度の節目の日をどのように過ごすのか。熊本市は開催を決めたものの再び緊急事態宣言が出されるなど新型コロナの感染状況によっては直前の中止の可能性もあるとしている。

熊本2020.09.18 21:00

国道57号と北側復旧ルートが報道公開

熊本地震で寸断された国道57号と代わりに整備されていた北側復旧ルートが来月3日の開通を前に18日、報道陣に公開された。

国道57号北側復旧ルートは、熊本地震による土砂崩れで寸断された国道57号の代わりの道路として地震から7か月後に着工した。

■九州地方整備局 鍬淳司課長
「近年の道路を整備するやり方としては(完成まで)最速クラスになるのではないかと思っている」

公開されたルートは大津町引水から阿蘇市赤水までの全長約13キロ。このうち最大の難所といわれていたのが阿蘇外輪山を貫く二重峠トンネルで、大津町古城から阿蘇市車帰までの約3.7キロが去年2月に貫通した。トンネル内は事故や災害に備え、スプリンクラーや非常用の出口を設置している。新ルート最大のメリットは所要時間が44分から約10分と大幅に短縮された点。熊本市と阿蘇地域の交通アクセスの飛躍的な改善につながる。

一方、JR豊肥線と並行して走る国道57号も同じく来月3日に開通する。熊本地震による大規模な斜面の崩落で寸断された場所は治山工事が終わり、道路が整備された。今回の工事では、災害が起きても決壊しないよう道路を鉄製の杭で補強している。熊本地震からおよそ4年半での阿蘇の大動脈の復旧。新型コロナウイルスなどで伸び悩む阿蘇の観光業にとって大きな後押しとなりそうだ。

熊本2020.09.18 20:55

トラックとバス衝突 児童11人けが

18日午後、大津町の県道でトラックと小学生を乗せたバスが衝突する事故があり児童11人がけがをした。

事故があったのは大津町古城の県道、通称「ミルクロード」。警察によると午後2時すぎ、大津町方面から阿蘇方面に向かっていたトラックと対向車線のバスが衝突した。バスには熊本市立弓削小学校の児童29人と教員2人が乗っていて、阿蘇市内での研修から帰る途中だったという。この事故で10歳~11歳の児童10人が手足や顔にケガをしたほか1人が体調不良を訴えている。トラックを運転していた阿蘇市の男性は「足元を見ていたら中央線をはみ出していた」と話しているという。警察は男性がわき見運転をしたとみて調べている。

熊本2020.09.18 19:19

全国交通安全運動 横断歩道取り締まり強化

21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、県内各地の警察署では18日、ひと足早くパトロールの出発式が行われた。県警は、横断歩道での取り締まりを強化する方針。

上天草署の出発式には署員など約およそ30人が出席。地域の交通安全活動に取り組む住民6人が表彰された後、署員らがパトロールに出発した。

県警によると、今年県内で発生した交通事故の件数は17日までに人身事故が2184件(暫定)、死者は24人となっている。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える人が多かったことから去年の同じ時期に比べ件数は減っているという。

今回の運動期間に県警は、信号機のない横断歩道での取り締まりを強化する。JAFの実態調査によると信号機のない横断歩道での熊本の一時停止率は全国平均よりも6.1ポイント下回る11%となっていて全国33位、九州沖縄では最下位。県警は、道路のダイヤマークを見つけたら速度を落としてほしいと話している。

また県警は去年導入した事故の分析システムを使い、秋の交通安全運動の期間中に起きた過去5年間の事故の状況を詳しく調べた。分析をしたのは過去5年間の事故731件で、車対歩行者など全てのパターンで事故が多いのは午前8時~正午、午後4時~8時の時間帯となった。特に多いのが薄暗くなり始める夕方4時~6時で、車と衝突した側の通行目的で一番多いのは「買い物」だった。

また65歳以上の高齢者が歩行中に起きた事故をみると、正午~午後2時の間で買い物目的の外出時に事故に遭うケースが多発しているという。熊本県警交通企画課の磯崎将志警部は「対策をとって防げる事故は1件でも防いでいきたいと思うけれども、歩行者と車の運転者どちらも安全な行動を徹底してお願いしたい」と呼びかけている。

熊本2020.09.18 19:15

宇城市が子育て家庭に1万円の商品券

新型コロナウイルスの影響で家計への負担が増えている家族を応援しようと宇城市は子育て世帯を対象に1万円の商品券を配布する。対象は2002年4月2日以降に生まれた新生児から高校3年生までで今月25日時点で宇城市に住民登録がある子どものいる家庭。子ども1人につき1万円の商品券を給付。宇城市は「臨時休校の教室新型コロナウイルスの感染拡大で、保育園の登園の自粛や学校の臨時休校などで仕事への影響や家計への負担が増えている」として今回の給付を決めた。給付時期はことし11月上旬を予定していて商品券は宇城市内の店舗でのみ利用できる。

熊本2020.09.18 12:06

スタイル一新!秋の交通安全運動

今月21日から秋の全国交通安全運動が始まる。毎年、白バイ隊のパレードといったニュースをお伝えしているが、ことしは高校の書道部と一緒に動画を制作するという新しいスタイルになった。
警察の音楽隊の演奏に合わせてパフォーマンスを見せているのは県立御船高校書道部の部員たち。
毎年開催される交通安全県民大会は新型コロナウイルスの影響で中止になった。ウイズコロナの時代に合わせた新しい交通安全の呼びかけが出来ないかと知恵を絞った結果が動画の制作だった。御船高校の書道部に協力を呼びかけ今回のコラボが実現した。
完成した作品には「横断歩道止まって渡す思いやり」の文字。実はこれ、県内では10月から12月にかけて夜間の横断歩道での事故が増加傾向があることを反映したものだそうだ。
県立御船高校書道部・村田あすか部長
「交通事故やその他の事故もなくなればいいという思いで書きました。生の演奏に合わせてパフォーマンスする機会はないので貴重な体験をさせてもらえて楽しかった」
撮影された動画は動画サイトYOUTUBEやテレビCM、街頭スクリーンで9月下旬から公開される予定。

熊本2020.09.17 19:19

国宝ずらり細川名品展18日から

細川家に伝わる国宝級の美術品「永青文庫」の公開が18日から始まる。今回も国宝「細川ミラー」など名品ぞろい。ひと足早く永田アナウンサーが内覧会を取材した。
国宝無銘正宗…鎌倉時代に造られ日本刀のルーツになったとされる短刀。
「鵜図」…宮本武蔵が描いた国の重要文化財に指定されている絵画。
県立美術館で始まる「歴史をこえて細川家の名宝」は、細川家に伝わる美術品などを管理している永青文庫の70周年を記念して開かれる。今回公開される美術品など41点のうち10点は、国宝や国の重要文化財だ。
永田アナ
「こちらは永青文庫に所蔵されている中でも特に貴重な美術品で、通称、細川ミラーと呼ばれている。熊本で公開されるのはおよそ10年ぶり」
国宝「金銀錯狩猟文鏡」(中国・戦国時代)…馬に乗った人やヒョウのような動物が金色と銀色の細い線で表されている。
県立美術館・林田龍太さん
「今回は永青文庫のものといってもひとくくりではないんだと、その中にいろんな個性があるんだというのを、いわばお宝を軸にして個性を感じて頂ければと思っています」
「今回久しぶりに出している『髪』という小林古径の日本画もぜひ見て頂きたい。シンプルな線で色んな仕掛け対比があったりとか、そのあたりを楽しんで頂ければ」
今回の展示は県立美術館本館で18日から11月8日(日)までで、会期中に一部の展示替えも行われる。

熊本2020.09.17 19:17

ヒト型パネルでデザイナー救済も

新型コロナの影響で野球場ではスタンドの空席にパネルを並べている球団もある。このアイディアに目を付けた熊本市、これからある場所にパネルを並べることにした。
その場所は、こちら。熊本城ホールや熊本市民会館の客席だ。現在、新型コロナウイルスの感染対策のためこうしたホールでは50パーセントまでしか観客を入れられない。
この空席を埋めるのが人型パネルだ。仕事が減った熊本市内のイラストレーターやデザイナーなどをインターネットを通して募集し100枚のパネルを作る。
熊本市文化政策課・田島千花子課長
「アーティスト活動をしても発表をする場がないと聞いているのでなにか作品をつくって頂いてみなさんにみてもらうことで支援ができないかと」
一方熊本市は、熊本市民病院の昨年度の決算を発表し、43億7000万円の赤字になったと公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、ことし2月以降外来の受診が減ったことなどによるものとしている。熊本市では、新型コロナウイルスの感染拡大で今後、税収が減り、感染対策費が増えることなどから市の財政に与える影響が去年からの2026年までの8年間で90億円にのぼると試算している。

熊本2020.09.17 19:12

宇梶さん「被災者と心あわせて」

球磨焼酎の蔵元とゆかりのある人気俳優・宇梶剛士さんが人吉市を訪れ、7月豪雨への義援金を贈った。
人吉市役所仮本庁舎を訪れた俳優の宇梶剛士さん。宇梶さんは10年前から人吉市にある繊月酒造のイメージキャラクターを務めている。7月の豪雨で、繊月酒造も事務所と倉庫が被災。宇梶さんは、撮影やイベントなどでよく訪れていた人吉市の変わり果てた姿を見て、今回、義援金100万円を人吉市に寄付した。
宇梶剛士さん
「前へ歩めていない方、なかなかうまく歩めない方などがいらっしゃったら、体が許す限りお会いしてこれからも人吉、熊本の方々と気持ちを合わせて生きていきたいと思っています」
一方、熊本県信用組合も被災地の商工会議所などに支援金を贈った。県信用組合が支援金を贈ったのは人吉商工会議所など3つの商工会議所と10の商工会で、支援金の総額は270万円だ。県信用組合では1日も早い復旧復興に繋げてほしいとしている。

熊本2020.09.17 19:03

松橋事件「冤罪の過程明らかに」

35年前に男性が殺害されたいわゆる「松橋事件」で服役し、去年、再審無罪が確定した宮田浩喜さんが、国と熊本県に8400万円あまりの賠償を求める裁判を起こした。
原告弁護団・三角恒共同代表
「捜査の違法性とか証拠を隠した上での公訴(裁判)提起、それにもとづく公訴活動(裁判)の違法性をぜひ明らかにしていきたい」
松橋事件は1985年に現在の宇城市松橋町で男性が刃物で殺害されたもの。宮田浩喜さんが逮捕され、懲役13年の判決が確定し服役した。
しかし、宮田さんが取り調べで「燃やした」と供述したシャツの袖が見つかっていたことなどがわかり、再審=裁判のやり直しの結果、去年、無罪が確定しした。
訴状によると「シャツが存在するのに裁判に提出せず証拠を隠すなど違法に行われた捜査や裁判の結果、長期間服役した宮田さんの精神的苦痛は計り知れない」として、国と県に8400万円あまりの賠償を求めている。弁護団では今後裁判で冤罪が生まれた過程を明らかにしたいとしている。
弁護団・三角恒共同代表
「宮田さんと同じような冤罪が今後起きないよう、そういった契機となることを考えて今回の訴訟を起こしている」
被告の熊本地検と熊本県警は「コメントは差し控える」としている。

熊本2020.09.17 18:58

局地的に非常に激しい雨 土砂災害に警戒を

17日、熊本県内は朝から局地的に非常に激しい雨となり八代市では1時間雨量が9月の観測史上最大を観測した。昼過ぎまで土砂災害への警戒が必要。

九州北部地方では17日、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となった。このため県内では局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、八代市では午前7時15分頃までの1時間に9月の観測史上最大となる58ミリの非常に激しい雨を観測した。

八代市に大雨洪水警報、天草市と五木村に大雨警報が出ているほか八代市東部と五木村には土砂災害警戒情報が発表されている(17日午前11時30分現在)。県の南部を中心に昼過ぎまで土砂災害に警戒してください。また熊本地方では河川の増水にも警戒が必要。

熊本2020.09.17 12:06

「くまモン学」スタート 県と大学が協定

くまモンを様々な視点から研究する新たな学問の分野「くまモン学」が始まることに伴い、熊本県と尚絅大学などが16日、連携協定を結んだ。

協定書の締結式にはくまモンも出席した。尚絅大学の現代文化学部では今年4月から、くまモンの活動をマーケティング論などから学ぶ講義などを取り入れている。熊本県と連携協定を結んだことで大学にはグッズの売上など、くまモンに関するデータなどを県から提供。より本格的な研究が始まるという。

■尚絅大学現代文化学部 柳田紀代子教授
「現在は講義でマーケティング論や社会学的な話をしているけれど、それ以外にもメディア論的な考えや子どもの教育、食など本当に広い研究分野があると思うので、学生にとってはとても身近だけれども、深い学びができると思っている」

尚絅大学と尚絅大学短期大学部では、来月から現代文化学部で「くまモン学」を導入。来年度からは全学部で展開する予定だという。

熊本2020.09.16 20:56

熊本地震4年5か月 南阿蘇村の旅館はいま

16日で熊本地震の本震から4年5か月となる。大きな被害を受けた南阿蘇村の地獄温泉「青風荘.」は18日から一部の宿泊営業を再開する。何度も諦めそうになりながらも再開にこぎつけた原動力とは。

約200年の歴史を持つ南阿蘇村の地獄温泉。傷付いた心身を癒す湯治の湯として親しまれていた。しかし2016年4月、熊本地震に襲われる。2か月後には近くの山が崩れ土石流に襲われ、建物のほとんどが被災し利用者を受け入れることが出来なくなった。

しかし、地震から3年後には日帰り温泉を再開。さらに今年5月には施設を新たにつくり、ランチの提供を始めた。少しずつ進めてきた旅館の再建。18日には敷地内に新たにつくった離れで宿泊を再開する。

完成したばかりの真新しい建物。山に面する建物の裏手は土砂崩れなどへの対策でコンクリートで造った。熊本地震を経験した教訓だ。一方室内は白と木目を基調にした落ち着いた空間になっている。窓からの景色窓からはすずめの湯や清風荘を一望できる。テーマは「開かれた離れ」だ。

■河津誠社長
「湯治という言葉自体が古めかしくておじいちゃんおばあちゃんがするようなものにしかとらえられていない。それを20代、30代の方に届けないと湯治文化の将来がない」

建物が新しくなったとしても、歴史ある湯治文化を終わらせたくないという変わらぬ信念がある。

■河津誠社長
「200年続いていたのが地震で途切れたけれど僕の責任はあと200年続かせること」

熊本地震の経験が活かされているのは離れだけではない。駐車場と受付をつなぐスペースもコンクリートを使っている。この空間は、災害が起きたとき命を守るシェルターの役割を果たす。

地獄温泉は着実に、復興の先を見据え歩みを進めている。

熊本2020.09.16 20:53

豪雨被災の芦北町で仮設住宅の入居開始

7月の豪雨で被災した芦北町で16日、仮設住宅への入居が始まった。

芦北町女島に完成した仮設団地で朝から鍵の引き渡しが行われた。芦北町では、7月の豪雨で約1200棟が全半壊や床上浸水の被害を受けた。完成した50戸の住宅には、50世帯130人が入居予定。鍵を受け取った人は早速、新しい生活の場となる部屋を確認していた。間取りは家族構成に合わせて3種類あり、部屋には、すぐに生活が始められるよう企業や県内外の自治体などから寄せられた電子レンジなどの家電や寝具、日用品などが備えてある。

芦北町では今後同じ団地内に、さらに10戸の建設が進められていて、来月下旬に完成予定。県内の仮設団地で入居が始まったのは芦北町で8か所目。

熊本2020.09.16 20:43

新型コロナ 熊本県がイベント人数制限緩和

16日、熊本県内で新たな新型コロナウイルスの感染者はいなかった。熊本県と熊本市は独自に定めるリスクレベルを最も高いレベル4を維持する一方、感染者は減少傾向にあるとして県は19日から演劇などイベントの人数制限を緩和する。

県内では今月8日から14日にかけて新たな新型コロナの感染が22人確認された。このうち経路がわからない感染者が10人いたことから県と市は16日、リスクレベル4の「特別警報」の維持を決めた。一方、感染者は減ってきているとして県はイベントの人数制限を今月19日に緩和すると発表した。展覧会や演劇などは収容率を50パーセントから100パーセントに引き上げ、歓声があがるスポーツイベントなどはこれまで5000人だった収容人数の上限をなくす。

一方、専門家は県内の第二波のピークは過ぎたとしながらも今週末からの連休による人の移動やGOTOトラベルの東京追加を受けた首都圏からの往来も見込まれるとして第3波に備える必要があると呼びかけた。熊本県はインフルエンザとの流行期とも重なる第三波を見据え、PCR検査を身近な医療機関でも受けられるよう来月中に検査体制の拡充を図る方針。

熊本2020.09.16 20:38

坂本哲志氏初入閣 地方創生担当相に

16日発表された新しい菅内閣に、熊本3区選出の坂本哲志氏が「地方創生担当相」として初入閣した。県選出の国会議員の入閣は松岡氏以来14年ぶり。

初入閣が決まった熊本3区の自民党の国会議員、坂本哲志氏。発表を前に地元・大津町の事務所では名簿発表を前に支援者が集まっていた。事務所には花が届けられ、支援者などがその瞬間を見守った。

熊本日日新聞の記者だった坂本氏は、県議会議員を経て2003年の衆議院議員選挙に熊本3区から立候補し初当選。第2次安倍内閣では総務副大臣も務めた。地方創生のほかにも少子化大臣や一億総活躍担当大臣なども兼務し、これから担当大臣として少子高齢化や子育て支援のほか安定した社会保障の実現に取り組む。

熊本県選出の国会議員が入閣するのは2006年の松岡利勝氏以来14年ぶり。地方創生など難題にどのように取り組み存在感を出していくのか大臣としての手腕が問われる。

熊本2020.09.16 19:42

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