熊本のニュース

嘉島町で民家を改装した小屋全焼

6日夜、嘉島町で小屋が全焼する火事があった。現場は上益城郡嘉島町下六嘉の民家を改装した小屋で、6日午後10時半過ぎ、近所の人から「近くの家が燃えている」と複数の通報があった。火は約1時間20分後に消し止められたが木造瓦葺きの小屋1階と2階を合わせて約200平方メートルが全焼した。けが人はいない。小屋の持ち主は熊本市に住む会社役員の安永文夫さんで警察によると普段から頻繁に小屋を訪れていたという。中には廃材や農機具、工具などが置かれていたということで警察と消防で火事の原因を調べている。

熊本2020.08.07 16:26

6日は新たに県内で10人感染 自衛隊員も

6日、県内では新たに10人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、県内の感染確認は332例となった。新たに感染が確認された人のうち2人は陸上自衛隊北熊本駐屯地に勤務する20代と30代の自衛隊員の男性で、2人は先月半ばに豪雨災害が発生した芦北町で災害廃棄物の撤去や部隊の後方支援にあたっていて現地で一般の住民などと接する業務ではなかったという。北熊本駐屯地の隊員の感染は4人となった。また熊本県は6日、クラスターが発生した有明地域と山鹿地域の病床稼働率を公表した。このうち山鹿は90%に達しているが熊本県は「近隣地域も含めて調整しているのですぐに入院できなくなる状態ではない」としていて、今後は宿泊療養施設の利用も促したい考え。一方、先月22日に医療従事者の感染が確認された天草市のニュー天草病院は保健所立ち合いのもとに感染防止策の確認を終えたとして6日から通常の診療を再開している。※7日正午情報

熊本2020.08.07 16:24

戦争語り継ぐ施設設置の支援を熊本市に要望

戦争の風化が課題となる中、戦争を語り継ぐための展示施設ををつくろうと市民団体が6日、熊本市に活動支援の要望書を提出した。要望書を提出したのは戦争遺跡や資料の調査保存などを行っている熊本市の市民団体で、戦争体験を語れる人が少なくなってきている中、次の世代に戦争の悲惨さなどを伝えるために熊本市内に戦争ミュージアムを設立するための活動支援を市に求めた。要望書を受け取った大西一史市長は「戦争の記憶を後世に残すことは大事。行政も何らかの形で支援していきたい」と話した。市民団体は今後も募金活動などを続けてミュージアムの設立を目指す。

熊本2020.08.06 20:06

県トラック協会が被災地でボランティア

豪雨災害の被災地で増える災害廃棄物の搬出作業が課題となる中、熊本県トラック協会が6日、トラックを活用したボランティア活動を芦北町で行った。道端に積まれたゴミ袋や、集められた災害廃棄物を次々にトラックに詰め込む人たち。県トラック協会の若手中心のボランティア約50人だ。仕事道具のトラック17台とともに参加した。冷蔵庫などの大型家電をクレーン付きの車両でつり上げ荷台に乗せるなど、この日は7時間半で約230トンの廃棄物を町の仮置き場まで運んだ。県トラック協会は、これまでも人吉市などでボランティアを行っていて、今後も続ける予定。

熊本2020.08.06 19:56

6日の新たな感染9人 熊本県内331例に

6日、県内では20~70代までの7人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、県内の感染者は329例となった。このうち1人は4日に自宅で遺体で見つかり5日に感染が確認された人吉市の会社員の同僚男性。男性は、死亡した男性と先月26日、鹿児島空港から一緒に車で人吉市まで戻ったという。また死亡した男性の死因はウイルス性の肺炎とわかった。基礎疾患があったかは不明だが新型コロナの感染が影響した可能性が高いとみられている。この死亡した男性はネクスコ西日本のグループ会社の社員だったことがわかった。工事の現場管理を担当していて利用客と接する業務ではなかったという。豪雨災害の人吉市で感染が確認されたのは初めてで、一夜明けた避難所では避難する人に過剰な動揺を与えてはいけないと、普段通りの館内アナウンスで感染防止の徹底を呼びかけた。また在宅避難や車中泊をしながら弁当を受け取りに来た人に検温などの対応を取っていた。また人吉市の松岡隼人市長は「うわさ話や不確かな情報に惑わされて風評被害や差別、偏見などが起こらないよう理性と思いやりのある行動を心からお願いいたする」とコメントを発表した。このほか、5日に感染が確認された人のうち八代市の70代男性は八代市内の県立高校の非常勤教職員とわかった。学校外で生徒15人ほどの指導に当たったが、高校は6日午後から全ての生徒を下校させ7日は臨時休校となった。また熊本市中央区の30代の女性看護師は熊本託麻台リハビリテーション病院に勤務していることが分かった。病院は外来診療と患者の受け入れを一部制限している。このほか、クラスターが発生した山鹿市の介護老人保健施設「太陽」に入所する80代の女性が重症化したという。※午後6時15分人数更新

熊本2020.08.06 19:48

夜の街調査対策ない店休業要請も

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、県と熊本市は接待をともなう飲食店の調査を行い、対策が不十分な店には休業を要請する方針だ。
このうち、5日夜調査を行った熊本市中央区のラウンジでは、県と熊本市の職員が県が定めたチェックリストに沿った感染防止対策がとられているか確認した。対策が適切と確認された店舗にはステッカーが渡される。県はステッカーを掲示している店舗の利用を呼び掛けている。
ラウンジ・ホワイトロマンの中島ヒロ子オーナー
「この業界の灯を消すわけにはいきません。何とかここを乗り切って皆で頑張っていかないといけない」
熊本県薬務衛生課・緒方祥介課長補佐
「どうやったらウイルスと共存できるのか、夜の街としても考えてもらうためにやっていきたい。事業者に理解してもらうよう考えている」
県と熊本市は7日までに熊本市のおよそ800店舗を調査するほか、熊本市以外の店の調査も行う。適切な対策を取っていない店には休業要請を出す方針だ。

熊本2020.08.06 11:51

いじめ自殺判決受け新改訂案承認

県立高校に通っていた女子生徒が2013年に自殺した問題で県に賠償を命じた先月の福岡高裁の判決を受けて、いじめ防止の基本方針の改定案を検討していた県の審議会は判決で指摘された点を反映した新たな改訂案を承認した。
福岡高裁は先月、2013年に、熊本市内の県立学校に通っていた女子生徒が自殺した背景には、寮でのトラブルが校長に報告されなかったなど学校に落ち度があったとして220万円の賠償を県に命じた。
5日開かれたいじめ防止の基本方針の改訂について議論する県の審議会では、福岡高裁の判決を受けて、生徒の寮生活についても配慮し、寮と学校が連携していじめを早期に発見する内容が改定案に追加された。県教委はこれまで、5月の連休前までにスクールカウンセラーが新入生と面談することや、寮の規則の見直しを各学校に要請している。今回の改訂案ではこうした取り組みについても明文化された。承認されたいじめ防止基本方針の改定案は9月中に県教委に答申され、10月末以降、学校現場に周知される予定だ。

熊本2020.08.05 19:52

僧侶が重機で支援 豪雨被災地

先月の豪雨で甚大な被害を受けた人吉市で、ショベルカーなどの重機を操る資格を持っている僧侶たちが集まり、復旧作業を支援した。
人吉市の中神町大柿地区。豪雨から1か月が経った今も被災した家屋が手つかずのまま。そこへ登場したのが重機に乗ったお坊さんたち。人吉市七日町の本願寺人吉別院と県内の浄土真宗の僧侶10人だ。みなさん熊本地震の際に重機の運転資格をとり、ボランティアに携わった方たちだ。
本願寺人吉別院僧侶・平塚真邦さん
「熊本地震のときに重機の資格を取られた僧侶の方たくさんいらっしゃったので、その方たちの有志をつのって、今回重機をレンタルしたり自分たちで用意したりして作業にあたっています」
支援を受けた大柿耕一郎さんは。
「解体で行政の方にお願いしようと希望をしていましたが、1か月経ってしまって」
人吉市内のあちこちで復旧支援にあたってきた平塚さんは、人出不足による復旧の格差が出始めていることに危機感を感じている。
「人吉市内でも温度差を感じ始めていて、被災しなかった地域、被災したけれども、片づけが終わっている地域、ここのように、まだまだ手付かずのところもあるという現状。まだまだこれからなんだぞということをみんなに理解していただいて、支援の輪が広がればと思っています」

熊本2020.08.05 19:48

県の最低賃金10年で最低の伸び

新型コロナの影響は最低賃金にも及んでいる。国が目安を示さなかった今年度の最低賃金、熊本県の審議会は3円引き上げて793円にすると答申した。3円の引き上げ幅は過去10年間で最低。熊本県の最低賃金を決める審議会は、現在の1時間790円から3円アップの793円へ引き上げるよう木下正人熊本労働局長に答申した。昨年度の引き上げ額は28円で大幅に下回った。これまでの審議会では、労働者側が熊本県の賃金はいぜん最低水準にあるとして3パーセントの引き上げを求めたのに対し、使用者側は熊本地震や新型コロナウイルス、それに今回の水害と三重苦の経営環境の中で雇用を守るのが最優先として据え置きを主張していた。審議の結果、3パーセントの引き上げは実情にそぐわないとしながらも、熊本の賃金が全国的に最低レベルにあることなどを理由に3円の引き上げを決めた。最低賃金をめぐっては国の審議会が目安の提示を断念し、各都道府県に判断をゆだねている。新たな最低賃金は10月1日から適用される。

熊本2020.08.05 19:45

37人感染確認 連日の過去最多

4日に過去最高となる37人の新型コロナウイルスの感染が確認された熊本県内で、5日も新たに37人の感染が確認され、県内の感染者は300人を超えた。この中には、4日に自宅で遺体で見つかり5日感染が確認された人吉市の50代の男性も含まれている。
自宅で死亡しているのが見つかったのは人吉市の50代の男性会社員。県によると、この男性は先月26日に滋賀県の実家から人吉市の自宅に戻った。この頃からせきの症状があり、翌27日から31日まで出勤していた。今月3日にも出勤したものの体調不良で早退し、きのう、職場に現れなかったため同僚が自宅を訪問すると亡くなっていたという。遺体を検査した結果、新型コロナウイルスの感染が判明した。県は今後死因を調べることにしている。男性は去年4月から人吉市に単身赴任していたという。感染が確認された死者は5人目。
5日にに確認された感染者は死亡した男性を含めて37人。これまでの感染者の合計は317例となり、今月1日に200人を超えてからわずか4日で300人を超えた。
5日に確認された37人のうち、長洲町で発生したクラスタージャパンマリンユナイテッド有明事業所の感染者が13人で4割近くを占め、これまでの感染者は110人となった。
また豪雨災害に派遣されていた陸上自衛隊北熊本駐屯地の2人の隊員が感染していたことが確認された。2人はそれぞれ先月4日から20まで、8日から20日まで被災地に派遣されていたというが、自衛隊では、被災者との調整業務にはあたってはいないとしている。

熊本2020.08.05 19:43

教諭の懲戒免職取り消し 復職へ

顧問を務めていた部活動費の使途不明金を出したとして、去年、懲戒免職の処分を受けた県立高校の教諭について県人事委員会が処分を取り消す裁決をしていたことがわかった。男性は「復職」に向けた手続きに入っている。
懲戒免職の処分を受けたのは、県立岱志高校に勤務していた50代の男性教諭。県教育委員会はサッカー部の顧問だった教諭が2017年度までの3年間に、偽造した領収書を使って大会の参加費を二重に請求するなどの方法で100万円を超える使途不明金を発生させたとして懲戒免職の処分にした。しかし教諭は「私的な流用はしていない」と処分を不服とし、処分の取り消しを求める審査請求を県人事委員会に起こしていた。
県人事委員会は、教諭の行為や処分に至った経緯などを検証した結果、正確な調査や検討がなされておらず、懲戒免職となった理由の説明も明らかではないとして、懲戒免職処分を取り消す裁決をした。この裁決を受けて教諭は「学校に復職したい」としていて、現在復職に向けた手続きに入っているという。
懲戒免職処分が取り消されたことについて県教育委員会学校人事課の磯谷重和課長は「裁決を受け止め、内容を精査する。今後、男性の復職に向けた手続きに入る」と話している。

熊本2020.08.05 19:37

熊本県で4日の新規感染確認37人過去最多

県と熊本市が相次いでリスクレベルを最高レベルの4に引き上げた4日、県内では1日の感染数としては最多となる37人の感染が確認された。1日あたりの確認された人数は過去最多。クラスター関連では長洲町の造船会社ジャパンマリンユナイテッドが17人、山鹿市の介護老人保健施設「太陽」が2人となっている。県内で感染が確認された人は280例となった。5日の会見で蒲島知事は飲食店向けの新型コロナ感染防止策として防止策や支援制度を助言するアドバイザーを派遣することや感染防止のための設備導入に最大10万円の補助をするなどの対策を発表した。

熊本2020.08.05 15:46

地域のために前を向いて

橋梁が流されたくま川鉄道。今回の豪雨では多くの人が利用する施設や鉄道も被災した。地域のために前を向いて…「再起」に向け動き出した人たちの1か月を追った。

■多良木自動車学園

氾濫した球磨川の隣りにある多良木自動車学園。
営業再開を心待ちにしていたのは味岡憲司社長。

溢れた水が押し寄せ事務所や教室は浸水。30台の教習車は全て壊れてしまった。

同じ場所で再開するべきか…葛藤もあったと言う。それでも待ち望んでいる地域の受講生のために再起を決意した。

多良木自動車学校・味岡憲司社長
「毎日がむしゃらにスコップ持って泥を出したのできょうは何曜日だろうかというくらい、この1か月間は曜日の感覚がなかった」
「地域の方々のためにも早く再開してきちんと安全な運転ができるような講習をしたい」

■くま川鉄道

人吉市と湯前町を結ぶくま川鉄道。通学や通勤など「地域の足」として走り続けていた。

水害でシンボルの橋梁が流されるなど壊滅的な被害を受けたが、職員を奮い立たせる嬉しい出来事があった。

くま川鉄道・永江友二社長
「現金書留がその日にこんなに一度に届いてびっくり。昔撮った写真を持ってきて頂いたり、全部ほとんどのものに応援の手紙が入っていた」

永江友二社長
「復旧を願う人たちの力が支えになる。復旧の糧になる」

現在は運転士や整備士など職員総出で代替バスを運用している。

永江友二社長
「今までずっと地域の足として使われてきた。災害でこの歴史をとめるわけにはいけない。復旧に向けて1日も早く運行させたいという思いが強くなった」

地域の足を途絶えさせない…。再起に向けて職員は走り続ける。

熊本2020.08.04 20:44

新型コロナと豪雨 442億円

熊本県は臨時議会を開き、新型コロナウイルス対策と豪雨災害に対応した総額442億円の補正予算案を可決した。

議会の冒頭、豪雨災害の犠牲者に黙祷が捧げられた。

蒲島知事
「被災された方々が将来に向かって生活再建や地域の再生に歩みを進めていけるよう県庁が一丸となり全力を尽くしていく」

可決された総額442億円の補正予算のうち8割にあたる355億円が新型コロナウイルス関連、残りの86億円あまりが豪雨災害の対応にあてられる。

熊本2020.08.04 20:33

31人感染 警戒最高レベルに

新たに31人の新型コロナウイルスの感染が確認。熊本県と熊本市は警戒レベルを最高レベルに引き上げ、お盆期間中の帰省を控えるよう呼びかけるとともに宿泊施設を利用した宿泊療養を開始。

大西一史市長
「熊本市のリスクレベルをレベル4の特別警報に引き上げることを決定した」

県と熊本市が相次いで引き上げたリスクレベル4は最も危険度が高い特別警報。

熊本県は感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店などの利用を自粛することやお盆期間中の帰省を控えるよう呼びかけている。

さらに、軽症者などに熊本市の宿泊施設で療養してもらう宿泊療養を5日から開始。

一方、熊本市は高齢者の利用が多い257の施設を6日から休館する。飲食店などが感染を防止するために必要な換気設備などの工事に1店舗当たり最高162万円を補助することなどの新たな対策も発表した。

熊本2020.08.04 20:28

「新型コロナで避難所行けない」

全国初のコロナ禍での豪雨災害。不安を抱えながらの避難生活が続いている。

避難所では今までにはなかった新たな対策が…。

増村紀行記者
「新型コロナウイルス感染防止のため入口に体温の測定器や消毒液が置かれている」

感染対策やプライバシー保護のため間仕切りカーテンも設置された。

一方、避難所以外で生活を続ける人たちも…。

1人で車中泊する男性
「新型コロナウイルスの影響もあるし自分が人混みが苦手というのもあるし、車の中の方がひとりで気楽にできるから。体調を崩したりはあるけれど片付け最優先でやっている感じ」

先月30日の時点で指定避難所などに身を寄せている人は約1500人。避難所以外の場所で寝泊まりしている被災者も1000人以上いることがわかっている。

中村圭一記者
「元々この辺りまで建物が建っていた場所だが水の力で浮かび、このように押し流されている」

濁流で基礎ごと押し流された住宅。住民は避難所での感染をおそれ被災した家で生活を続けるという。

球磨村で3階建ての住宅に暮らす豊永春義さん。
1階が浸水し2階で二女の美紀さんと寝泊まりしている。

水道水もまだ飲めないため食事などは近くの避難所から分けてもらっている。

美紀さん
「本当に感謝の気持ちでいただいている」

先月下旬、84歳の母が体調を崩し入院。入所予定だった千寿園が被災したため受け入れ先が見つからないままとなっている。

美紀さん
「役場の方でもこの災害のことでいっぱいだし、介護面の方にはなかなか手が回らないと思う。両親のことが気になるので仕事に行けるのかな、休んだ方がいいのかな、辞めた方がいいのかなと、いろんなことを悩んでる毎日」

新型コロナだけではなく健康や家族の介護。
様々な悩みを抱えながらの避難生活が続いている。

熊本2020.08.04 20:05

熊本豪雨 被災地で追悼の祈り

熊本豪雨から1か月。被災地では追悼の祈りが捧げられた。

午前6時前。朝日が照らすその先には傷付いたふるさとと暮らす住民たちの姿があった。

入所者14人が亡くなった球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」。

元職員の舟渡末喜さん
「ため息ばかりついて、悲しい。安らかに眠ってくださいという気持ちで黙とうした」

鎮魂の祈りは球磨村役場でも…。

職員の大岩正明さんは千寿園に入所していた母親を亡くした。

大岩正明さん
「母は体は小さかったけれど肝っ玉が大きい。いつも笑っているような母だった。母だけじゃない、水害で多くの人が犠牲になって、まだ家に帰れない人たちがたくさんいる。1日も早く自分の家に帰って安心して生活できるような日が来る事を願って、今は自分が毎日できる事をやっていくだけ」

豪雨で全半壊した住宅は県内で583棟、床上床下浸水は7807棟に上る。

八代市坂本町では自衛隊によるがれきの撤去作業が始まった。

復旧の後押しするため活動したボランティアは1か月で約1万8000人。でも…。

ボランティアセンターの女性
「新型コロナのせいかもしれないけど少ない。それを心配している」

新型コロナの感染対策で受け入れを県内に絞っている関係で人手は熊本地震の時の約4割にとどまっている。

新型コロナの対策をしながらどのように復旧を進めていくのか。
豪雨から1か月を迎えた被災地で模索が続いている。

熊本2020.08.04 19:56

新型コロナ感染症リスクレベル4に

熊本市の大西市長は4日、新型コロナウイルス感染症のリスクレベルを3の警報から4の特別警報に引き上げる方針を明らかにした。大西市長は市議会対策会議で「熊本市のリスクレベルをレベル4の特別警報に引き上げることを決定した」と話した。同市では今月1日に中央区の飲食店でクラスターが発生するなど、3日までの1週間で28人の感染が確認されている。大西市長は議会で県外などへの不要不急の外出や感染防止対策が徹底されていない場所への外出の自粛を呼びかけた。また高齢者の利用が多い257施設を今月6日から休館する。同市では議会にPCR検査体制の充実や飲食店の感染防止対策の支援など9億6000万円の予算を説明した。

熊本2020.08.04 12:06

記録的豪雨から1か月 死者65人など

亡くなった人65人など大きな被害をもたらした記録的豪雨から1か月が経った。人吉市では午前9時にサイレンがならされ、犠牲者に黙祷が捧げられた。近くの球磨川が氾濫し14人が犠牲になった球磨村の特別養護老人ホーム千寿園では遺族らが手を合わせた。叔母を亡くした犬童しず子さんは「苦しかったろうなと思って」と手を合わせた。被災地では新型コロナウイルスの感染対策を進めながらの復旧作業を余儀なくされている。人吉市の男性は「新型コロナもあるし、熱中症もあるし、お互い励まし合って、1日も早く復興できるように頑張りたいと思う」と話した。熊本県によると今回の豪雨で65人が死亡し、2人が行方不明、全半壊した住宅は600棟以上にのぼり1408人が避難所に身を寄せている。

熊本2020.08.04 12:01

孤立の地区県道復旧で廃棄物搬出

今回の豪雨で孤立状態が続いていた芦北町の白石地区につながる県道が仮復旧し1日から車両での災害廃棄物の搬出が始まった。球磨川沿いの県道304号線が崩落し、9世帯23人が孤立していた白石地区。県道が仮復旧すると次々に復旧作業のための車両が地区に入り、重機を使って家の泥だしなどの作業をしていた。白石地区はもともと水害に備えて3メートルから5メートルかさ上げしていたが、今回の豪雨では大半の住宅などが1階の天井まで浸水した。住民は2階や公民館で避難生活をしながら片づけに追われている。これまで集落の外に出るためにはJR肥薩線の線路を歩かなければならなかった。県道が再開したことで集落にあふれていた災害廃棄物はほぼ全て搬出されたという。県によると孤立している集落は球磨村の境目集落のみになった。

熊本2020.08.03 18:57

14人死亡の千寿園 献花台設置

入所者14人が犠牲になった球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」に犠牲者を悼む献花台が設置された。
献花台は施設の前に設置され「千寿園」の職員や遺族などおよそ30人が集まり黙祷をして犠牲者を追悼した。
球磨村の特別養護老人ホーム千寿園は先月4日の記録的豪雨で近くを流れる球磨川が氾濫し、建物が浸水して14人の入所者が亡くなった。顧問弁護士によると千寿園は復旧の見通しが立たず事業の継続を断念したということで、88人いた職員の9割が先月末で解雇されている。千寿園の後藤亜樹施設長は。
「今後は遺族様に1軒1軒誠意をこめてご説明を申し上げていきたいと思っています」
献花台はおよそ1か月間設置される。

熊本2020.08.03 18:53

70代男性が死亡 県内4人目

熊本県は新たに3人の感染を確認するとともに、これまで感染が確認されていた山鹿市の70代の男性が死亡したと発表した。県内の感染者は240例、死亡した方は4人になった。
死亡したのは、山鹿市の70代の男性。男性は山鹿市民センターに先月から入院していたが、その後同じ部屋に入院していた男性が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになり、PCR検査を行ったところ、1日感染していることが確認された。同じ部屋に入院していた男性はクラスターが発生している山鹿市の介護老人保健施設「太陽」の入所者だった。熊本県によると死亡した男性の直接の死因は心不全で肺炎に特徴的な症状は見られなかったことなどから新型コロナウイルスが死亡の直接の原因になったとは考えにくいとしている。県内で新型コロナウイルスに感染したあと亡くなった方は4人になった。
また県は新たに3人の感染を確認したと発表した。3人は山鹿市の介護老人保健施設「太陽」の入所者2人と職員1人だ。「太陽」のクラスターの感染者はこれで41人になった。き
熊本県内で感染が確認されたのはあわせて240例。

熊本2020.08.03 18:48

スイートコーンの出荷が最盛期

お中元ギフトとして人気のスイートコーンの出荷が阿蘇市で最盛期を迎えている。日中の寒暖差が大きい夏場の阿蘇はスイートコーンの栽培に適している。阿蘇市一の宮町の市原啓吉さんの畑でも収穫時期を迎えたスイートコーンが1本1本丁寧に収穫されている。今年は長雨により成長に影響が出たが、今は糖度も上がり甘味のあるスイートコーンが収獲されているという。収穫は今月中旬まで。

熊本2020.08.03 12:59

熊本豪雨 被災地の小学校が再開

熊本豪雨で被災し、休校が続いていた球磨村の小学校と中学校が3日から再開し、子ども達約230人がスクールバスで避難所などから登校した。児童は「再開が楽しみ」「みんなと会ったり勉強したり遊んだりしたい」と話した。また、渡小学校は土砂の流入で校舎が使えないことから一勝地小学校にコンテナハウスを設置し授業を再開する。1学期の授業は今月7日までで、8日から18日までが夏休みとなる。

熊本2020.08.03 12:51

同室に入院した患者同士で感染か

県内の新型コロナ感染者は2日に新たに20人が確認された。山鹿市の病院では、同じ部屋に入院した患者からの感染が疑われるケースもあった。新たに感染が確認された山鹿市の70代の男性は7月31日に感染が確認された男性と7月29~30日、山鹿市民医療センターで、同じ部屋に入院していた。同室だった他の2人は陰性だった。病院では、男性が入院していたフロアで働く医療従事者への検査を進め、新規入院の停止や、緊急でない手術の延期などの対応が取られる。また玉名市の小学校に通う10歳未満の男子児童の感染も確認された。児童は、ジャパンマリンユナイテッドで感染した男性会社員の家族で、症状はないという。玉名市の小中学校は1日から夏休みで、県が濃厚接触者の特定を進めている。県内ではクラスターが発生した熊本市のガールズバー・ネオバービーで感染した客の家族など20人の感染が確認され237例となった

熊本2020.08.02 19:01

初の応急仮設住宅が球磨村に完成

先月の豪雨災害をうけて建設される初めての応急仮設住宅が球磨村に完成した。球磨村総合運動公園のコンテナ型の移動式仮設住宅ムービングハウス33戸には、球磨村が優先的に入居が必要と判断した約150人が入る予定。松谷浩一村長は「ゆっくり今後の生活再建に向けて考える時間をここでつくってもらいたい」と挨拶した。室内は断熱性と遮音性に優れていてストレスを感じにくい造りになっている。入居予定の武内龍也さんは「親戚の家で一室借りて避難させてもらった。ここに移れば家族でまた一緒の場所で寝て過ごしていけるようになるかな」と笑顔だった。

熊本2020.08.02 17:36

1日はバス運転士ら26人感染確認

県内の1日の新型コロナウイルス感染者は熊本市の男性バス運転士など、あわせて26人が確認された。熊本都市バスの20代の男性運転士は7月27日夜に、発熱などの症状が出たためPCR検査を受け、1日に陽性が確認された。運転士は7月25日に秋津健軍線と健軍長嶺線、27日に渡鹿長嶺線で乗務した。都市バスでは全ての車両などを消毒して2日から一部減便して運行する。一方、熊本北郵便局は、社員の感染で先月31日から業務を休止したが1日から再開した。1日、県内ではジャパンマリンユナイテッド有明事業所で新たに12人など、あわせて26人の感染が確認された。

熊本2020.08.02 11:45

熊本市のガールズバーでクラスター

熊本市は1日、新型コロナウィルスのクラスターが市内の飲食店で発生したと発表した。同市によるとクラスターが発生したのは中央区のガールズバー「ネオバービーいきなり団子本店」で、先月27日から31日にかけて、10~20代の女性従業員3人と40代の男性客2人の感染が確認された。同市では先月19日から26日までに店を利用した人に相談を呼び掛けている。県内では、山鹿市の介護老人保健施設「太陽」で、一旦検査で陰性となった後、発熱の症状が出て再検査で陽性となった入所者5人など、1日にあわせて11人の感染が確認され県内の感染確認は202例になった。

熊本2020.08.01 18:28

酷暑の中、災害復旧ボランティア

先月の記録的大雨の被災地熊本県人吉市では厳しい暑さのなか復旧作業が続いている。ボランティアの中には夏休みに入った中学生の姿も見られた。同市の災害ボランティアは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため熊本県内からの参加に限定されている。1日の最高気温は34.4℃と5日連続の真夏日となった。水俣市からボランティアに来た男性は「かなり体力を消耗する水分補給で持ってきた3㍑で足りるかな」と話した。夏休みに入った中学生も、作業に参加した。参加した中3の男子生徒は「畳とか相当重いんで運び出しは大変。片づけはできるだけ早くというのはもちろんだし思い出のものとかたくさんあると思うのでそこは丁寧にやっていけたらなと思う。また来週も来るという話なんで続けたい」と意欲的だ。同県では中学生も保護者同伴で参加できる臨時のボランティアバスが今月の土日祝日に運行している。

熊本2020.08.01 18:04

罹災証明書の発行始まる

先月の記録的大雨で大きな被害が出た人吉市で罹災証明書の発行が始まった。人吉市では住宅の被害を示す罹災証明書の申請が2829件、住宅のほか家財などの被害を示す被災証明書の申請が1430件出されている。大規模半壊の判定受けた人は「そこに建てるのは無理。できれば解体。市営住宅を一応申し込んでいるんだけど」と話した。被災者向けに家賃などを免除した市営住宅の初めての入居抽選会が開かれた。きょうは1次募集30戸分の抽選で、504世帯が応募していた。市では被災者用に市営住宅160戸を準備するという。

熊本2020.08.01 17:46

旧東海大学阿蘇キャンパスを一般公開

熊本地震で被災した旧東海大学阿蘇キャンパスが「震災ミュージアム」として一般公開されている。同キャンパスは、熊本地震の教訓を後世に伝えるため地震の断層や被災した建物などの震災遺構を広域的にめぐる「震災ミュージアム」の中核拠点だ。被災した校舎や地表に現れた断層などを見られるほか、また地元の語り部から話を聞くことができる。見学に来た人は「自分自身もここで地震を体験したんで、その爪あとを心にとどめようと思って見学に来させてもらった。記憶がよみがえってくる」と話した。開館は火曜日を除く午前9時から午後5時までで、入場は無料。

熊本2020.08.01 17:39

暑さの中 災害復旧ボランティア

梅雨明けから、最初の土曜日、人吉市など豪雨の被災地では朝から復旧活動が行われている。人吉市ボランティアセンターには県内各地からボランティアが訪れてた。梅雨明けから暑い日が続いている被災地では細目に休憩を取りながらの作業が続いている。水俣市から参加したボランティアは「かなり体力を消耗する水分補給で持ってきた3リットルで足りるかな」と話した。多くの学校が夏休みに入り、熊本県では保護者同伴で中学生以上から参加できる臨時のボランティアバスを今月の土日祝日に運行する。バスは完全予約制で詳しくは産交バスのホームページをご覧ください。

熊本2020.08.01 11:52

新型コロナ31日は18人確認 191例に

県内の新型コロナウイルスの感染者は31日に18人確認された。熊本北郵便局は社員の感染で窓口などの業務を休止している。熊本北郵便局では31日から当分の間、窓口と郵便物、ゆうパックの業務を停止する。このため郵便物の配達などが遅れるという。ATMは再開している。県内で感染が確認されたのは191例となった。

熊本2020.08.01 11:48

平年の倍の雨稲刈りに落胆の農家

天草地方でことしも早期米の稲刈りが始まった。しかし農家からは長雨の影響を心配する声があがっている。
例年より5日ほど遅れて始まった早期米の収穫。天草市松島町の松本峰夫さんの田んぼでは、黄金色に実った「コシヒカリ」が刈り取られていた。しかし…
松本峰夫さん
「見た感じはきれいだけど、実際中が入っていないところもあります。私の想像では3割近くの減になるのではと思っています」
松島町ではことしの梅雨の期間中、平年の2倍近い1200ミリを超える雨が降った。こうした長雨と日照不足の影響で稲の成長が遅く株も細いという。
JAあまくさによると、管内ではおよそ8割のコメ農家が早期米を栽培していて、稲刈りはこれから本格化するという。ことしの収穫量は去年の87%程度のおよそ1600トンを見込んでいる。

熊本2020.07.31 19:19

被災した千寿園 事業継続を断念

今月4日の記録的豪雨で利用者14人が亡くなった球磨村の有料老人ホーム「千寿園」は当面、事業継続を断念し今月いっぱいで職員の9割を解雇することがわかった。千寿園の顧問弁護士によると、施設では、被害の大きさや今後、同じような災害が起きることを想定して事業の継続を断念したということで、88人いた職員の9割を今月末で解雇することを決めた。すでに職員には解雇の方針が伝えられていて、施設では「被災した職員も多く、失業保険を受給して自宅の生活再建に集中してもらえれば」と説明している。今後は、職員数人が残って遺族や利用者の対応に当たるということで助かった入所者約50人は人吉医療センターと多良木公立病院に移して受け入れ先を探している。

熊本2020.07.28 12:08

40代男性会社員が感染 5日連続

熊本県は24日夜、有明保健所管内に住む男性(40代)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。5日連続の感染で、県内では58例目。感染が確認された男性会社員は福岡県・南筑後保健福祉環境事務所管内の会社に勤めていて、24日福岡県で感染が確認された40代男性の同僚で、23日まで、出勤していた。24日に福岡県から熊本県に連絡があり、検査で陽性と確認された。男性に、症状はないが、指定医療機関に入院する。また濃厚接触者は同居家族2人で、検査の予定だ。また県は、ニュー天草病院に勤務する男性の感染を受けて病院職員と患者を検査したが、全員、陰性と発表した。

熊本2020.07.25 11:58

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