
古着を仕立て直した半纏の展示会
古くて着なくなった着物や浴衣から作った半纏の展示会が徳島県阿南市で開かれています。着物や浴衣などの古着を仕立て直し、これまでに100着近い綿入りの半纏を作ってきたのが阿南市柳島町の伊勢サチ子さん88歳です。この半纏展は、サチ子さんが今年、米寿を迎えた記念として、家族や知人らが企画しました。サチ子さんの自宅敷地内にある会場には、手作りの半纏やおでんちゅうのほか、サチ子さんから半纏を贈られた人たちの写真とメッセージが展示されています。会場で最も目を引くこの半纏。サチ子さんの母親の結婚が決まったときに贈られた着物をほどいて、サチ子さんの孫の太陽君のために作ったものです。半纏展は阿南市柳島町にあるNPO法人自然スクールトエックで3月2日まで開かれています。
徳島 2021.02.27 16:39