
山陰両県4人感染確認 行動歴など明らかに
山陰両県では25日の検査であわせて4人の新たな感染者が確認された。島根県では5日ぶりの感染確認となった。 このうち島根県では松江市在住のいずれも年代・性別非公表の2人と出雲市の50代男性1人の感染が確認された。 松江市の1人は島根県庁の職員。休日の17日から、発熱や倦怠感などの症状が続き、4度目の医療機関の受診の後にPCR検査を受け陽性が確認された。発症2日前の15日まで出勤しているが発症後は職場の指示で出勤していない。この職員の職場は松江市殿町にある本庁舎や別館のいずれかの建物にあるが、不特定多数の人の出入りはなく、接触者も特定できているとして所属部署は公表されなかった。職場は感染対策が施され、今のところ他に感染が疑われる職員もいないという。島根県はきょう同僚など約50人の検体を検査に回し、職場の消毒を済ませた。感染経路は調査中だが発症2週間前以降、職員に県外への移動や県外者への接触はないという。 また、松江市のもう一人は23日に発熱や倦怠感、関節痛などの症状があり、24日医療機関を受診した後、検査を受けて陽性と分かった。この患者は発症2週間前以降に緊急事態宣言が出ている県外に移動歴があり、県外者との接触もあったという。 また出雲市の50代男性は23日から発熱などの症状があったため24日に医療機関を受診し、その後の検査で陽性が確認された。県外への往来や県外の人との接触はなく、感染経路の調査が続けられている。県職員以外の二人は共に症状が出る2日前以降に仕事に出ているがいずれも不特定多数の人と接する職種ではなく、接触者は把握できているという 一方、鳥取県でも新たに米子市に住む20代女性の感染が確認され た。この女性は、13日に感染が確認された県西部地区に住む陽性者と19日に感染が確認された米子市に住む陽性者の接触者としてPCR検査を受け、陽性が判明した。これで鳥取県内での感染確認は197人となった。
島根
2021.01.26 19:30