
原発作業員のワクチン接種に課題 敦賀市
新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた準備が進む中、敦賀市では高齢者と介護従事者との同時接種を模索している。(1月26日) ワクチンの接種に向けた敦賀市の初会合では、国の資料をもとに接種券の配布などスケジュールを確認した。 坂井市の介護施設で発生している感染のクラスターの状況を踏まえ、65歳以上の高齢者の優先接種に合わせ、介護施設の職員の同時接種が可能かどうかについても模索することに。 接種の開始に向けては、ファイザー社のワクチンを保管するための超低温冷凍庫が2月中旬以降、敦賀市に5台が順次設置される見込み。 接種は住民票がある市や町で受けることが出来る予定だが、県外との往来が多い原発作業員らについては国の方針が示されておらず、自治体がどこまで管轄するのかなどの課題も見えている。
福井
2021.01.26 15:59