
暦どおりの大寒らしい厳しい寒さに
暦どおりの厳しい寒さとなりました。二十四節気の「大寒」の20日、県内はすっきりとした青空が広がりましたが、気温はぐっと下がりました。上市町東種では氷点下11.8度を観測するなど、県内7地点でこの冬1番の冷え込みとなりました。 地面に張った固い氷。20日朝の砺波市内の様子です。県内は久々の青空が広がりましたが、強い寒気と放射冷却の影響で、19日夜から気温がどんどん下がり、20日朝の最低気温は上市町東種で氷点下11.8度、富山市八尾町で氷点下6.8度と、凍てつく寒さとなりました。 砺波市は19日の時点で氷点下11度の予想でしたが、未明に氷点下3.5度を観測し、日が昇ってからも気温は氷点下3度前後。 この寒さに、チューリップ公園では… 「池の表面ですが…かなり厚く凍っています」 県内の気温は、昼にかけてほぼ氷点下はなくなりましたが、日中も富山市で3.3度などあまり上がりませんでした。この厳しい寒さは21日も続く見込みで、予想最低気温は富山市で氷点下6度、高岡市伏木で氷点下4度です。 こちらは上市町の大岩山日石寺です。大寒恒例の滝修行が行われ、訪れた人たちが境内に設けられた滝に打たれました。 あたりには雪が積もり、修行が始まった午前8時の気温は氷点下3度、そして滝の水温は0.1度とここ数年で一番の寒さです。白装束などに身を包んだ参加者は、気合いを込めて冷たさをこらえていました。 参加者 「なんかすっきりした」 「みなさんの健康とコロナの早期の収束をお祈りさせてもらいました」 ことしは新型コロナウイルスの影響で、例年のような団体での修行はなく、個人での受け付けとなったなか、参加者はそれぞれの祈りを込めて滝に打たれました。
富山
2021.01.20 19:22