三津五郎、悪性腫瘍。復帰は「年が明けて」

2013年10月2日 20:00

要約

膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかり闘病生活を送っていた歌舞伎俳優の坂東三津五郎が2日、都内で退院会見。術後の経過は良好で「体調はまったく悪くないです」。治療などの観点から復帰は「年明け」とした。

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 膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかり闘病生活を送っていた歌舞伎俳優の坂東三津五郎(57)が2日、都内で退院会見を開いた。

 三津五郎は7月に受けた健康診断で膵臓に異常を見つけ、精密検査を経て8月末に入院。9月3日に「膵臓膵体尾部腫瘍(すいぞうすいたいびぶしゅよう)」の摘出手術を行い、10月2日午前に退院した。腫瘍は悪性だったという。

 会場に姿を現した三津五郎は「きょうは私事でお集まりいただいてありがとうございます」と朗らかにあいさつ。
 術後の経過は良好だが「治療はしばらく続けなければならず、体力の回復という観点からも11月の秋季巡業と12月の大歌舞伎への出演を見送らせていただきます」と年内の復帰を断念したことを発表した。

 11月に行われる「松竹大歌舞伎」の代役は尾上菊之助、尾上右近、坂東彌十郎が務めることを明かし、「私自身、とても意気込んでおりましたので残念でなりません」と胸中を吐露した。

 舞台復帰は「年が明けて」とし、「よく相談した上で、良いかたちで復帰させていただきたいと思っております」とにっこり。「いろいろ私に教えて下さった先輩たちから預かった芸を預かったままなので。なんとかそれを次の世代に渡さないと。それが自分に与えられた1番の責務」としみじみ語った。

 入院中は仲間たちが多数見舞いに訪れたことも明かし「今まで入院をしたことがなかったので、人のお見舞いに行くのが嫌で。どうやってお見舞いに行っていいのか分からなかったんです。ひと月入院したおかげで、お見舞いはこうすれば良いのかと。いろんな意味で勉強になりました」と笑みを浮かべた。

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