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オーストリア“18歳以上に接種義務”可決

2022年1月21日 3:51

オーストリアで20日、18歳以上に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づける法案が可決されました。

オーストリアでは来月から、健康上問題がある場合などを除き、18歳以上の人に新型コロナウイルスのワクチン接種が義務化されます。接種を拒む人への罰則の適用は3月15日から始まり、最大で3600ユーロ(約47万円)の罰金が科せられるということです。

ヨーロッパではギリシャなどが高齢者の接種を義務化していますが、若い世代も対象にするのは初めてです。

オーストリア政府はまた、全ての接種者を対象に500ユーロの商品券が当たる「ワクチン宝くじ」の実施を発表しました。接種者10人のうち1人が当たるということで、7割程度にとどまる接種率を9割まで上げたい考えです。