清宮幸太郎 打撃改造で「30本」狙う
プロ野球、日本ハムの清宮幸太郎選手(22)が12日、佐賀・嬉野での自主トレを公開。5年目となる今季に向け、決意を語りました。
昨年秋のキャンプで新庄剛志監督からダイエット指令を受けた清宮選手は、「秋の時よりは、だいぶ減っています。量ってますけど、あえて言いません」と笑顔でコメント。
そして、「動きやすいです、やっぱり。あんまり疲れないですし。(体のキレは)まだまだこれからだと思うけど、ケガは気をつけてやりたいです」と、気を引き締めました。
昨季は、プロ4年目で初めて1軍出場はなし。2軍では106試合に出場し、打率.199、本塁打は19本と、悔しいシーズンとなりました。
12月からは、自ら考え取り組んでいるという打撃スイングを練習。5年目での進化を目指し、今季は1軍でホームラン30本到達を狙います。
以下、インタビュー主な一問一答
◇ ◇ ◇
――柳田選手に合同トレ志願した理由?
誰が見ても日本一のバッターですし、自分ももう5年目で、がらっと環境を変えてやりたいなと思いここに来させてもらいました。
――どんなところを変えたい?
もう一からってところですけど、バッティングは人それぞれ違うところがあると思うので、柳田さんになれって言われたら無理だと思うけど、ただ打席での考え方などを質問したり、あとは柳田さんのスイングを見てて思ったこととか、疑問に思ったことを聞いてみたりとかさせていただいてます。
――実際に柳田選手の印象は?
本当にいい方。普段から、ずっと同じ旅館に泊まって、食事も全部一緒にさせていただいてますけど、めちゃくちゃいい方です。
――印象に残ったアドバイスは?
いろいろあるので、なんとも言えないですけど、自分のバッティングに取り入れたいです。
――自主練習のテーマは?
まだ体も、もうちょっと(状態が)上がってくると思いますし、キャンプに向けて、2月1日からマックスでいけるようにしっかり体の準備をするっていうところと、それに合わせてバッティングもマックスではないので、1日から迷いなくいけるような準備をここでしたいです。
――今一番感じているバッティングの課題は?
確実性です。バットがボールに向いている時間を長くしたい。1点じゃなくて、簡単に言ったら線でとらえる。1点じゃなくて、いろんなところで打てるようにしたい。
――練習で右脇をあげて小さくスイングするような動きの狙いは?
確実性を上げるため。(バットを何種類か使って)より意識しやすいというか、アシストしてくれるので使ってます。
――その練習はいつから?
12月です。
(自分で考えた?)
まあ、そうですね。
――1週間、自主トレの手応えは?
目の前で、柳田さんも練習してくれるし、質問にも本当に丁寧に答えてくれる。本当にここに来てよかったと思います。
――シーズン5年目の決意は?
1日からアピールしまくって、開幕はホークスなので柳田さんの前で一発かましてやりたいと思います。
――数字としての目標は?
(ホームラン)30本です。
――新庄監督がSNSで反応?
着痩せしているだけじゃないですか?たぶん。あとは僕が遠かったていう。
――新庄監督にはどういったところをアピール?
全部。これだけというよりかは全部できるのが一番いいと思う。