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春校バレー就実が連覇「監督に金メダルを」

2022年1月9日 21:29
春校バレー就実が連覇「監督に金メダルを」

第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会。9日、東京都渋谷区の東京体育館で女子決勝が行われ、就実(岡山)が古川学園(宮城)を3-1で下し、2大会連続4度目の優勝を果たしました。

前回女王・就実の双子、深澤めぐみ、つぐみ姉妹(ともに3年)が大活躍。第1セット、深澤めぐみ選手が高さのあるスパイクを決め25-18でリードを奪います。第2セットは27-29で奪われますが、そこで流れを渡さなかった就実。第3・4セット、姉のめぐみ選手に続き、妹のつぐみ選手のスパイクなどを中心に得点を重ね、セットカウント3-1で古川学園を下し、連覇を果たしました。

試合後、主将の姉めぐみ選手は「3年生の中で絶対(監督の)美希さんの胸に金メダルをかけてあげたいとずっと話していたので、このあと美希さんに金メダルをかけてあげられるのがすごくうれしい」とコメント。

チームを率いた西畑美希監督は「3年生との約束はやりきることと伝えてきた。今日はそれができた」。また試合後、西畑監督のもとへ深澤姉妹が抱擁してきたことについては、「(深澤姉妹は)たくさんの苦労をしてきたので感無量。本当に彼女たちの喜ぶ顔が見られてうれしかった」と喜びをかみしめました。

卒業後は、姉めぐみ選手がVリーグの久光スプリングスに、妹つぐみ選手が、同じくVリーグの東レアローズに内定しています。

写真:西村尚己/アフロスポーツ
写真左 妹・つぐみ
  右 姉・めぐみ